2022 Fiscal Year Research-status Report
ウィズコロナ時代の看取りを支えるコミュニティケアサポーター養成プログラムの開発
Project/Area Number |
22K10685
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Research Institution | Meio University |
Principal Investigator |
大城 凌子 名桜大学, 健康科学部, 教授 (80461672)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
永田 美和子 名桜大学, 健康科学部, 教授 (50369344)
溝口 広紀 名桜大学, 健康科学部, 助手 (90823873)
新城 慈 (シンジョウメグミ) 名桜大学, 健康科学部, 助教 (40804654)
伊波 弘幸 名桜大学, 健康科学部, 准教授 (40712550)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | コミュニティケア / 看取り / 高齢者 / 介護支援人材 / ウイズコロナ |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、誰もが安心して最期を迎えられる共同体の構築を目指し、ウイズコロナ時代の看取りを支えるコミュニティケアサポーター養成プログラムの開発と実証を目的としている。 2022年度は、新型コロナウイルス感染者数の状況を踏まえ、沖縄県北部のA,B,C地区で、公民館を拠点に、月に1回看護学生と共に朝市健康支援活動を継続し、血圧や体組成測定、ロコモチェックなどを行い、コロナ禍での健康相談や健康支援の場づくりを実施した。3地区での朝市健康支援活動を32回開催し、延べ732名の住民が参加している。その中で、参加した高齢者らに、コロナ禍での過ごし方や、健康づくりについて聞き取りしながらフィールド調査を行い、対象地区の選定や、ウイズコロナの時代をどう生きるかについて語り合う場(ゆんたくカフェ)の開催に向けて調整していた。しかし、新型コロナウイルス感染者の増加(第8波)もあり、ゆんたくカフェは、2023年5月以降に延期することになった。新型コロナウイルス感染症が問題になる以前は、沖縄県北部の6地区で、同様の健康支援活動を継続していたが、残る3地区では、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言以降、活動の受け入れは中断されている。新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴い、中断していた介入予定地区との調整を再開できる見通しである。その間、コロナ禍での高齢者のセルフケア力やコミュニティケアに着目し、介入プログラムの作成に向けて共同研究者間で文献レビューを行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染者の増加(第8波の影響)もあり、介入予定地区との調整が一時中断したことにより、やや遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴い、介入予定地区との調整を再開できる予定である。今後、ウイズコロナの時代をどう生きるかについて語り合う場(ゆんたくカフェ)の開催に向けて調整し、高齢者の看取りへのニーズを把握する。2段階として、介入地域において、介助支援ツール(キネステティククラシック)の学習会(体験会)を共同研究者らと開催し、参加者の評価を行う。評価結果をもとに、「誰でもコミュニティケアサポーター養成プログラム」を特定する。その後、3段階では、所属の地域連携機関および地域の生活支援サービス協議体と連携し、介入地域においてプログラムの実施、効果について検討し、相互 ケアの人材育成モデルを提示する予定である。
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Causes of Carryover |
2022年度、新型コロナウイルス感染症拡大(第8波)により、以下の理由により計画通りに予算執行ができなかった。 ①介入予定地域との調整ができず、ネットワーク環境の整備費用や調査関連経費などの執行を一時中断したこと。②学会参加など、共同研究者も同様に旅費を計上していたが、WEB開催となり旅費の執行が不要となったこと、③文献や関連書籍など別予算で購入できたため。 2023年度は、新型コロナウイルス感染症が5類移行するため、介入予定地区との調整を再開し、ゆんたくカフェの開催などの予算として執行する予定である。
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