2022 Fiscal Year Research-status Report
超音波画像が映す末梢静脈カテーテルの血管内留置の実態と合併症との関連
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22K10690
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Research Institution | Josai International University |
Principal Investigator |
北田 素子 城西国際大学, 看護学部, 准教授 (90647033)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
二宮 彩子 城西国際大学, 看護学部, 教授 (50332630)
山村 重雄 城西国際大学, 薬学部, 特任教授 (10139032)
齋藤 やよい 秀明大学, 看護学部, 教授 (40242200) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | エコー / 末梢静脈カテーテル関連合併症 / 熟練看護師 |
Outline of Annual Research Achievements |
薬剤や水分・電解質の投与を目的とした末梢静脈へのカテーテル留置は、医療現場に欠くことができない。しかし、穿刺においては、1度の穿刺で留置が成功されないことも少なくなく、また一度留置されても合併症により多くの患者に穿刺と抜去が繰り返されており、患者の苦痛につながっている。これまで関連要因が探求されてきているが、留置や合併症の実態には未だ不明な点が多い。 本研究はエコーを用いて、どのような血管にどのような状態で留置されているのか、という、1)カテーテルの留置の実態、2)穿刺技術に優れる熟練看護師の留置の特徴、3)合併症との関連を明らかにすることで、より安全で、より長く留置できる技術の確立を目指す。 2022年度はCOVID-19の影響で臨地での調査が開始できなかったが、2023年3月に施設での調査が始められる見込みがついた。その後、施設との事前調整を繰り返し、5月末にプレテストの位置づけで第一段の調査を予定している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2022年度中に臨地での調査を開始できればと予定していたが、COVID-19の影響で施設の受け入れが停止されたため。
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Strategy for Future Research Activity |
5月末にプレテストの位置づけで第一段の調査を予定している。プレテストでの結果を踏まえて、適時計画を修正し、8月以降に調査を本格的に開始する。
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Causes of Carryover |
2022年度はCOVID-19の影響により、臨地での調査ができず、借用を予定していた機器の借用料や人件費の出費がなく、2023年度繰越となった。2023年度の調査の開始に伴い、これら余剰金を当該目的にて使用する。
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