2023 Fiscal Year Research-status Report
看護基礎教育における薬物療法アクティブ・ラーニングプログラムの開発
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22K10726
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Research Institution | Daiichi University, College of Pharmaceutical Sciences |
Principal Investigator |
吉武 毅人 第一薬科大学, 看護学部, 教授 (30369095)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
平田 伸子 第一薬科大学, 看護学部, 教授 (60304846)
篠崎 克子 第一薬科大学, 看護学部, 教授 (30331010)
園田 和子 第一薬科大学, 看護学部, 准教授 (10583479)
山口 今日子 第一薬科大学, 看護学部, 講師 (90835133)
山本 弘恵 第一薬科大学, 看護学部, 講師 (00598427)
小山 記代子 第一薬科大学, 看護学部, 講師 (50632147)
栗原 はるか 第一薬科大学, 看護学部, 助教 (80614594)
小川 有希子 日本赤十字九州国際看護大学, 看護学部, 助教 (00642703)
窪田 敏夫 第一薬科大学, 薬学部, 教授 (50533006)
城戸 克己 第一薬科大学, 薬学部, 准教授 (70517143)
香月 正明 第一薬科大学, 薬学部, 准教授 (80708438)
山脇 洋輔 第一薬科大学, 薬学部, 講師 (90584061)
河野 名子 第一薬科大学, 看護学部, 助手 (40974845)
田中 理子 東京医科歯科大学, 大学院保健衛生学研究科, 非常勤講師 (20648480)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 看護基礎教育 / 薬物療法 / 症例シナリオ / アクティブ・ラーニング |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、看護学士課程において必要とされる薬物療法の知識・技能等を明確化し、看護の視点を盛り込んだ症例シナリオを作成して、それを用いたアクティブ・ラーニングによる教育プログラムの開発を目指すものである。 本年は研究2年目にあたり、構築した研究体制(看護学部と薬学部の各分野からの選出)に基づき、引き続き国内外の看護薬物療法に関する文献検討を行い、学会発表等を行った。また、看護薬理学を専門とする教員のリクルートを行い、九州大学薬学部で長年、国際治験に携わっていた教員を見つけ、来年度採用予定となった。 また、大学のFD委員会と連携して、看護師と薬剤師の両方の資格を持つ、横浜市立大学 看護生命科学分野・周麻酔期看護学分野の赤瀬智子教授による、本学教職員に対する研修会を開催した。研修会では、「看護における薬理学教育」と題して、赤瀬教授が実践している看護薬理学教育について講演を行っていただいた。 さらに、アクティブ・ラーニングに関する情報を収取するため、佐賀大学 医学部 地域医療科学 教育研究センターの小田康友教授・センター長にヒアリングを行い、実際の講義を見学した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
看護学部設置による進行年度に伴い、多くの教員が退職したこともあり、研究進捗が遅れてしまっている。
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Strategy for Future Research Activity |
国内外の看護系大学における薬物療法教育に関する情報を収集する。特にアメリカでの臨床現場における看護師の薬物療法における役割と、大学看護学部における看護薬理学に関する教育状況を現地調査を行い、情報収集する。 また4年後期の「総合看護学演習」において、看護の各領域における症例が作成され、それに基づくPBLが実施されたので、その評価を行い、アクティブラーニングプログラムをブラッシュアップする。 さらに、日本社会薬学会 第42年会を研究責任者が主催するため、「薬物療法における薬剤師と看護師の連携」と題したシンポジウムを実施し、薬剤師からの意見も聴取する。
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Causes of Carryover |
本年度にアメリカの実地調査を行う予定であったが、先方大学等との予定が合わず、来年度へと繰り越しとなった。
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Research Products
(3 results)