2022 Fiscal Year Research-status Report
看護大学生の睡眠・生体リズムを考慮した効果的なオンライン授業方法の構築と展開
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22K10752
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Research Institution | Neuropsychiatric Research Institute |
Principal Investigator |
木村 桃子 (萱場桃子) 公益財団法人神経研究所, 研究部, 研究員 (20759055)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
咲間 妙子 (笹井妙子) 帝京大学, 医療技術学部, 准教授 (70419026)
矢島 克彦 城西大学, 薬学部, 助教 (70632264)
緒形 ひとみ 広島大学, 人間社会科学研究科(総), 准教授 (80455930)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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Keywords | 看護教育 / 睡眠 / 看護学生 / 授業 / 生体リズム |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、看護大学生の睡眠・生体リズムを考慮した効果的な授業方法を検討するため、①全国の看護学部/学科で実施されている授業の実態を明らかにし、②授業の形態と看護大学生の睡眠・生体リズムとの関連を明らかにすることを目的としている。 今年度は、全国の看護系大学290校(2021年5月時点)を対象に授業の実態調査を実施した。看護学部/学科長宛に郵送で調査票を配布し、時間割や授業形態について把握している担当者(看護学部/学科長、事務教務課、教務委員の教員など)からの回答を得た(現在集計中)。また、看護大学生を対象とした睡眠調査に向け、調査協力依頼や調査協力施設における倫理委員会申請手続き等の準備を行った。 本研究は授業形態と睡眠の関連を検討するものであるが、コロナ禍における看護学生の睡眠の実態や変化についても考慮する必要があり、その検討も行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
予定通り、全国の看護系大学を対象に、看護学部/学科で実施されている授業の実態調査を実施することができた。看護大学生を対象とした調査についても、調査協力を得られる施設がみつかり倫理申請等の準備を進めることができた。 さらに、これまで収集したデータを使用し、コロナ禍における看護学生や若者の睡眠の変化について検討した。
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Strategy for Future Research Activity |
全国の看護系大学を対象としたアンケート調査の集計や分析を進め、成果を発表する。 看護大学生を対象とした睡眠調査を実施し、授業形態との関連について検討する。 複数の大学で看護大学生を対象とした睡眠調査を実施することができるよう、引き続き、調査依頼を行っていく。
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Causes of Carryover |
看護大学生を対象としたアンケート調査の謝金での支出を予定していたが、調査協力施設における倫理手続きにより年度内の調査実施が間に合わなかったため、支出しなかった。
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