2023 Fiscal Year Research-status Report
異文化看護実践能力習得をめざす長期海外トレーニングプログラム(LAPI)の開発
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22K10754
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Research Institution | Tottori University |
Principal Investigator |
安部 由紀 鳥取大学, 医学部, 助教 (70818088)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 異文化看護 / 外国人患者 / LAPI |
Outline of Annual Research Achievements |
2023年度は研究対象国を中国に加え、1か国追加する方針を本格的に決定した。タイにある国際病院の看護師は中国の国際病院の看護師同様に異文化看護実践モデルとなり、日本の看護師が外国人患者の対応において学ぶべき点が多い。改めて、調査可能であるタイの医療機関や地域のヘルスセンター、コミュニティを検討、現地医療者に相談・交渉を続行中である。並行してタイ国の看護師や医療体制に関する文献検討がさらに必要となり、多くの時間を要した。フィールドワークの準備も進め、中国・タイ国の看護師へのアンケートやインタビュー内容、国際医療部責任者へのインタビュー内容、臨床観察フィールドワークについての概要ができ、内容検討中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新たな研究対象国タイの追加により、調査対象の医療機関等のリサーチ、文献検討、調査表の作成に多くの時間を費やしたため。
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Strategy for Future Research Activity |
本研究について本学の倫理審査を受ける。また各調査対象機関から本研究についての承認確保を行う。これらがすべて承認、受諾後、現地調査に入る(中国、タイ)。その後、データの集計、分析等を行う。
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Causes of Carryover |
今年度、研究調査の準備に時間を要し現地調査まで至らなかった。次年度、本格的な現地調査が予定されているため渡航費用、通訳料金、翻訳料金等、謝金等の追加料金が生じるためその費用として確保させて頂く。
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