2022 Fiscal Year Research-status Report
摂食障害思考に基づく行動に対するセルフケア能力向上を目指した看護アプローチの構築
Project/Area Number |
22K10787
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Research Institution | Fukushima Medical University |
Principal Investigator |
吾妻 陽子 福島県立医科大学, 看護学部, 助教 (80839340)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大川 貴子 福島県立医科大学, 看護学部, 准教授 (20254485)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 摂食障害 / セルフケア / 看護アプローチ / 食行動 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、摂食障害患者が摂食障害思考に基づく行動をコントロールするセルフケア能力を高め、回復していくための看護アプローチの構築を目指していくことである。 2022年度は、食の見守りを実施している施設の看護師や患者にインタビューを行う計画であったが、COVID―19の影響もあり、実施していた「食の見守り」の方法を一部変更を余儀なくされていたことや、医療機関に入ることが難しい状況であったため、実施が困難であった。したがって、「食の見守り」のアプローチを体験した患者や実施した看護師を対象としたインタビューを実施していくために、実施施設において「食の見守り」が患者の治療プログラムにおいてどのような位置づけで行われているのかを確認し検討を行った。また、COVID-19のためにどのように「食の見守り」を変更しているのかを把握し、インタビューの対象者や方法について再検討を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
COVID―19の影響は大きく、医療機関に入ることが難しかった。また実施していた「食の見守り」の方法を「感染防止」という観点から変更せざる終えない状況であり、本来提供されてきていた看護プログラムとは異なってしまい、インタビューの対象者や方法を再検討する必要があったため。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度はCOVID-19のために「食の見守り」の一部を変更して実施せざる終えない状況であった。効果的な方法を検討していけるよう、インタビューの対象者をCOVID-19による変更前に実施していた看護師や患者と広げて実施する予定である。
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Causes of Carryover |
COVID-19の影響もあり、計画していた研究が実施できなかったため。翌年度はインタビュー対象者などを再検討し、実施する計画である。
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