2023 Fiscal Year Research-status Report
がん化学療法を受ける患者の血糖コントロール支援ガイドの作成
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22K10799
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Research Institution | Kyoritsu Women's University |
Principal Investigator |
柏崎 純子 共立女子大学, 看護学部, 准教授 (10644594)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中野 実代子 共立女子大学, 看護学部, 教授 (80364173)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | がん化学療法 / 薬剤性高血糖 / 血糖コントロール / 支援 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、がん化学療法を受ける患者に対して病棟や外来に勤務するどの看護師でも支援できるようにがん化学療法を受ける患者への血糖コントロール支援ガイドを作成することである。 これまで、がん化学療法により薬剤性高血糖となった患者への熟練看護師による血糖コントロール支援の技についての文献検討を実施し、糖尿病看護やがん看護に関する専門看護師と認定看護師を対象に薬剤性高血糖となったがん患者の血糖コントロールの支援についてインタビューを実施してきた。 2023年度は引き続きインタビューを実施するとともに、実施したインタビューのデータの一部を初回支援時の情報収集の技に着目し分析を進め、学術集会での発表を行った。初回支援時の情報収集の技として、「病気や治療への思い」「化学療法による身体への影響」「高血糖の症状と影響」「がん治療の経緯とレジメン」「これまでの生活状況」「セルフケア能力」「ステロイドに対する医師の考え」に関する情報収集していることが明らかになり、初回支援時から患者のセルフケアの実施への影響を予測するといった思考を駆使していることが示唆された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
COVID-19の影響による研究協力者の臨床業務の繁忙化と、研究者の本研究のための時間確保が困難であったことによりデータ分析が遅れることとなった。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度は研究者のエフォートを確保し、研究協力者と日程調整を図り、インタビューデータのデータ分析を進め、学術集会での発表の準備を行っていくとともに、支援ガイドの原案作成を進めていく予定とする。
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Causes of Carryover |
オンラインでのインタビューが多かったことと、研究協力者とのデータ分析のための会議費等の使用が少なかったことが主な理由である。研究協力者と連携し、インタビューデータの分析を進めるうえで、会議費として使用する予定である。また、支援ガイドの原案作成にあたって、学術集会での発表を参考にするために参加費等に使用する予定である。
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Research Products
(1 results)