2022 Fiscal Year Research-status Report
糖尿病患者の足潰瘍を防ぐためのサーモグラフィを用いた新たな胼胝ケアの開発
Project/Area Number |
22K10866
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Research Institution | University of Yamanashi |
Principal Investigator |
鶴岡 かほり 山梨大学, 大学院総合研究部, 助教 (80912162)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
谷口 珠実 山梨大学, 大学院総合研究部, 教授 (10258981)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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Keywords | 糖尿病足潰瘍 / サーモグラフィ / 胼胝ケア |
Outline of Annual Research Achievements |
糖尿病の合併症の一つである糖尿病足潰瘍は、患者のQOL低下、生命予後不良に繋がることから、予防が重要とされており、糖尿病足潰瘍の要因の一つである胼胝が炎症を伴うことにより潰瘍へに繋がることから、胼胝ケアを行うことが重要である。本研究は、サーモグラフィを用いて胼胝部の炎症の判断を行うことによるその後の胼胝部の炎症への効果を明らかにし、胼胝ケアを優先的に介入すべき糖尿病患者の特定を目指した研究である。胼胝部の状態に着目し、足潰瘍ハイリスク患者を判定することにより、糖尿病足潰瘍予防に貢献することが期待される。 初年度は、文献検討、データ収集を予定している大学附属病院の糖尿病代謝内科への研究説明、研究フィールドの見学、研究対象者となる糖尿病代謝内科外来患者の人数把握等、研究方法についての修正、倫理委員会の申請の準備を行った。文献検討では、IWGDF practical Gidelines(2023)や糖尿病患者のフットケア教育に関する文献を中心に行った。当初の計画では、研究対象者のリクルートまでを行う予定であったが、新型コロナウィルスなどの社会的情勢もあり、2023年度に延期となった。次年度は倫理委員会の申請、研究対象者のリクルート、調査を行うための環境・物品を整えデータ収集を行っていく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
今年度は、本研究課題の初年度である。新型コロナウィルスによる社会的情勢もあり、研究計画内容の見直しを行った。当初予定していた倫理委員会の申請、研究対象者のリクルートは2023年度に延期となり、遅れが生じている現状がある。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度は倫理委員会への申請を行い、研究対象者のリクルート、調査を行うための環境・物品を整えデータ収集を進めていく。
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Causes of Carryover |
新型コロナウィルスの感染拡大により、当初計画していた学術集会の参加はすべてオンラインとなり、旅費の使用はなかった。また倫理委員会申請が済んでいないため、データ収集における使用を予定している機器などは次年度以降に購入予定である。
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