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2023 Fiscal Year Research-status Report

重度・慢性精神障害者の適応行動を維持・拡大するための看護介入モデルの開発と検証

Research Project

Project/Area Number 22K10870
Research InstitutionFukushima Medical University

Principal Investigator

佐藤 利憲  福島県立医科大学, 看護学部, 講師 (10583031)

Project Period (FY) 2022-04-01 – 2027-03-31
Keywords重度・慢性精神障害者 / 看護介入モデル
Outline of Annual Research Achievements

我が国では、精神保健医療福祉施策により、精神障害者の地域移行支援が推し進められている。しかし、長期入院をしている重度かつ慢性の症状を有する精神障害者(重度・慢性精神障害者)への地域移行支援は一向に進んでいない。精神科看護は、未だ問題解決型思考を基盤とした看護が主流であり、重度・慢性精神障害者の院内での不適応行動に着目し、対応することが多い。しかし、不適応行動は繰り返され、対応によっては不適応行動が増加することもあり、看護の方向性や適切な対応を見いだせずに苦慮している。よって本研究は、適応行動に焦点をあて、重度・慢性精神障害者の適応行動を維持・拡大するための「研修プログラム」「看護計画」「事例検討会」「カンファレンス」を導入した新たな看護介入モデル『重度・慢性精神障害者の適応行動を維持・拡大するための看護介入モデル』を構築し、その有効性を検証することを目的とする。今後、重度・慢性精神障害者の適応行動を維持・拡大する研修プログラムの開発し、重度・慢性精神障害者の適応行動を維持・拡大するための「看護計画」「事例検討会」「カンファレンス」「看護計画」の実施内容と方法を検討する。これらの研究成果をもとに、重度・慢性精神障害者の適応行動を維持・拡大するための看護介入モデルを構築と有効性の検証をしていく。
昨年度、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、調査対象となる精神科病院との調整が十分に行えなかったため、今年度は再調整し、重度・慢性精神障害者の適応行動を維持・拡大する研修プログラムの開発に向け、調査対象となる精神科病院の調整、ならびに研究の概要説明や協力依頼を行った。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

昨年度は、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、予定していた調査対象となる精神科病院との調整が十分に行えなかった。今年度、再度調整し調査対象となる精神科病院の調整、ならびに研究の概要説明や協力依頼を行ったが、候補先の一部の施設内では調整が進まず、まだ十分実施できてはいない。

Strategy for Future Research Activity

一部の候補施設では調整が進まないこともあったため、研究協力書との連携を強化と、円滑な研究遂行について協議する。再度、調査対象となる精神科病院の調整、ならびに研究の概要説明や協力依頼を実施し、慢性精神障害者の適応行動を維持・拡大する研修プログラムの開発に向け、①重度・慢性精神障害者の行動が増加・減少する看護師の対応。②重度・慢性精神障害者への日々の看護、必要となったサポート等。①②の結果をもとに、既存のプログラムの改変ならびに実施を行っていく。

Causes of Carryover

研究対象との調整や実施がまだ十分に実施できておらず、これらを実施するために主に国内旅費、および人件費・謝金として使用する。

  • Research Products

    (1 results)

All 2023

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] ペアレントトレーニングの手法を活用した子どもへの支援2023

    • Author(s)
      佐藤利憲
    • Organizer
      第48回日本精神科看護学術集会

URL: 

Published: 2024-12-25  

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