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2023 Fiscal Year Research-status Report

身体的拘束を削減するうえで精神科看護師が抱く安全感に関連する要因の検討

Research Project

Project/Area Number 22K10873
Research InstitutionKobe City College of Nursing

Principal Investigator

関口 瑛里  神戸市看護大学, 看護学部, 助教 (30895313)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 船越 明子  神戸市看護大学, 看護学部, 教授 (20516041)
Project Period (FY) 2022-04-01 – 2026-03-31
Keywords精神科 / 看護師 / 身体的拘束 / 安全
Outline of Annual Research Achievements

身体的拘束削減のためさまざまな取り組みがなされているものの、身体的拘束の実施件数が増加しているという現状が我が国にはある。身体的拘束にあたっては看護師の認識が重要であるとされており、看護師の内面に焦点を当てた先行研究のうち、看護師が安全であると感じられることが身体的拘束や隔離といった制限的手法の使用と関連している可能性が高いということがあるレビューで示されている。しかしながら、身体的拘束を解除するうえで何が看護師にとっての安全に関連するのかについては検討されていない。そこで本研究では、身体的拘束を削減するうえで精神科看護師が抱く安全感に関連する要因を検討することを目的とした。
今年度は、本研究課題のキーワードである「精神科看護師が抱く安全感」に関して文献検討を実施した。文献検討の結果、「安全」のなかでも「心理的安全性」が高いことが身体的拘束の削減において重要であることが推察された。さらに、文献検討の結果をふまえてインタビューガイドならびに研究計画書等の関連書類を作成した。
すでに研究代表者の所属施設の倫理審査委員会にて本研究の審査が行われており、承認が得られ次第、近畿圏内を中心とした総合病院精神科もしくは精神科病院を対象施設として研究協力依頼を行いインタビュー調査を実施する予定としている。なお、インタビュー調査の結果をふまえて令和7年度には質問紙調査を実施する予定としている。
そのほか、近年の精神科における身体的拘束の動向について情報収集すべく関連学会への参加を行った。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

2022年度に研究代表者が産前産後の休暇ならびに育児休業を取得したため研究全体に遅れが生じている。

Strategy for Future Research Activity

2024年5~7月に対象施設に依頼、8月と2025年1~2月にインタビュー調査の実施、その後分析とする。

Causes of Carryover

2024年度はインタビュー調査を実施する予定としている。その必要経費として旅費、謝礼、テープ起こし費用等を計上している。そのほか、関連学会への参加、発表のための費用を必要とする。

  • Research Products

    (1 results)

All 2023

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 急性期患者の身体的拘束の早期解除に向けて精神科中堅看護師が感じた困難と対処2023

    • Author(s)
      関口瑛里, 船越明子, 藤本浩一, 山岡由実
    • Organizer
      日本精神保健看護学会第33回学術集会

URL: 

Published: 2024-12-25  

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