2024 Fiscal Year Research-status Report
Development of a psychological education program for gynecological cancer survivors to make a successful transition
| Project/Area Number |
22K10887
|
| Research Institution | The Japanese Red Cross Toyota College of Nursing |
Principal Investigator |
石黒 千映子 日本赤十字豊田看護大学, 看護学部, 准教授 (80315895)
|
| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
野口 眞弓 日本赤十字豊田看護大学, 看護学部, 教授 (40241202)
|
| Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
|
| Keywords | 婦人科がん / がんサバイバー / Transition / 心理教育 |
| Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、子宮がんや卵巣がんと診断されて子宮/卵巣摘出術を受けた婦人科がんサバイバーが、直面する様々な出来ごとに対処しながら健全なTransition のプロセスを促進するための、ヨガと認知行動療法による心理教育プログラムを構築し、実行可能性および効果について明らかにすることである。 今年度は、プログラムの実行可能性を検討し、修正したプログラムの効果の検証に着手した。 研究実施に必要な参加者の確保が非常に難しかったことから、ヨガと認知行動療法それぞれの効果を長期的効果も含めて検討する計画から、ヨガと認知行動療法を組み合わせたプログラムの効果を検討する内容へと変更して実行可能性を検討した。婦人科がんサバイバー13名を介入群(6名)と対照群(7名)に無差別に分けて実施した。主要アウトカムは、プログラムへの参加率、プログラムへの参加のしやすさ、参加による変化、有害事象の有無等であった。全員が、全8回のセッション中4回以上参加した(平均7.2回/名,録画の視聴含)。5名が参加しやすかったと回答し、有用感および参加による変化を実感していた。これらの結果に加えて有害事象の報告がなかったことから、実行可能性があると判断した。 そして、教授内容に若干の修正を加えたプログラムを作成し、効果を検証するための研究に着手した。効果を検証するための研究は、35名を介入群 (19名) と対照群 (16名) に無差別に分けて実施している。主要アウトカムは、General Health Questionnaire (GHQ -12)、簡略更年期指数 (Simplified menopausal index)、Cancer Concerns Checklist、sense of coherence (日本語版SOC-13) である。2025年度中に収集したデータの分析まで進める予定である。
|
| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本研究は、①婦人科がんサバイバーへの面接調査を行い、②支援プログラム案を作成する、③作成したプログラム案の実行可能性を検討し、④ プログラム案を修正したうえで、⑤プログラムの有効性を検討する、という5段階のステップですすめることを計画している。 計画立案時より2024年度から2025年度にかけてステップ⑤の研究に取り組む計画であり、2024年度末の段階で着手できていることから、おおむね順調に進展していると判断した。
|
| Strategy for Future Research Activity |
効果を検証するための研究を遂行し、得られたデータを分析する計画である。
|
| Causes of Carryover |
修正した心理教育プログラムの効果を検証するための研究において収集したデータのうち、唾液コルチゾールの分析については外部に委託する。2025年度経費と合わせて、執行する計画である。
|