2022 Fiscal Year Research-status Report
代用音声患者の発声トレーニングプログラムパッケージ構築
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22K10899
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Research Institution | Tottori University |
Principal Investigator |
三好 雅之 鳥取大学, 教育支援・国際交流推進機構, 准教授 (60632966)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 代用発声 / シャント発声 / 食道発声 / Quality of Life |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、食道発声やシャント発声等の代用発声を実施している人を対象に、発声トレーニングプログラムパッケージを構築し、効果を検証することである。また、トレーニングプログラムを構築するにあたり、インストラクショナルデザインの知見を基にデザインし、効果的かつ効率的にトレーニングが実施できるプログラムを目指す。 今年度は、代用発声トレーニングプログラムについてブラッシュアップし、トレーニングプログラム案を構築した。さらに本プログラムについて、代用発声を行う方を対象に形成的評価を実施した。形成的評価を行うにあたり、プログラム内容はPowerPointをベースに作成し、トレーニング動画を含めてプログラムの活用のしやすさ、見やすさ、動作環境のスムーズさ等を検証した。また、動画視聴プログラム後の練習方法、改善のためのフィードバック方法について検討を進めた。 その結果、代用発声における見本となる動画は、1方向からの角度で撮影していたが、理解しやすさのためには複数角度から撮影し、動画に反映させることが必要であった。 また、トレーニング中のフィードバック機能の修正が必要であることがわかり、トレーニングプログラムの順番変更等を実施した。 形成的評価の結果、プログラム改善を実施し、これまでに作成したプログラムから効果的なプログラムへ修正するに至った。次年度以降、形成的評価を基にさらなるブラッシュアップを実施し、トレーニングプログラムの構築へと繋げる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
おおむね計画通り進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
患者会を中心に形成的評価者人数の確保を進め、プログラム構築を進める。教材として作成した後、より多くの代用発声患者さんに教材プログラムを活用していただき、発声リハビリテーションとしての効果を測定する。
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Causes of Carryover |
教育プログラム構築に関連する必要なシステム改修費等として使用する。
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Research Products
(1 results)