2022 Fiscal Year Research-status Report
プレコンセプションケアを含む思春期学生と親への産学連携健康教育ブロクラム開発
Project/Area Number |
22K10930
|
Research Institution | Fukuoka Prefectural University |
Principal Investigator |
佐藤 繭子 福岡県立大学, 看護学部, 助教 (50553418)
|
Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
|
Keywords | プレコンセプションケア / 包括的性教育 / セクシュアリティ教育 / 教育プログラム / 健康教育 / 思春期 / 中学生 / 高校生 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、思春期男女(中学生~高校生男女)とその保護者のリプロダクティブヘルス&ライツの概念を踏まえた包括的性教育・プレコンセプション・ケアに関する知識と理解度並びに性に関する健康教育のニーズを明らかにし、思春期男女が状況に応じた適切な判断と性や生殖の健康を向上させる行動が自らできるようにすることができるようになるための、プレコンセプション・ケアを含めた性に関する健康教育プログラムを開発することを目的として4年計画でプログラムを開発する予定である。 2022年度は、研究初年度として、収集した文献の分析を行い、フォーカスグループインタビューを実施するための倫理審査準備を行った。その過程で地域で行われているプレコンセプション・ケアの把握が必要と判断し、各自治体で取り組まれているプレコンセプション・ケアを含んだ施策をピックアップ、内容の分析を行った。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
22年度はフォーカスグループインタビューの実施までの予定だったが、先に地域で行われているプレコンセプション・ケアの内容の把握が必要だったため、フォーカスグループインタビューの時期を遅らせ、倫理審査書類の準備までとした。また、各自治体におけるプレコンセプション・ケアに関する施策の内容分析を追加で行った。
|
Strategy for Future Research Activity |
2022年度に実施できなかったフォーカスグループインタビューは、2023年度に行う。またフォーカスグループインタビューで得られた内容を基に、アンケート調査とプログラム内容の検討につなげる予定である。
|
Causes of Carryover |
本年度は個人情報を含む研究データを取り扱うことがなかったため、PCの購入を次年度に延ばすこととした。
|