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2023 Fiscal Year Research-status Report

プレコンセプションケアを含む思春期学生と親への産学連携健康教育ブロクラム開発

Research Project

Project/Area Number 22K10930
Research InstitutionFukuoka Prefectural University

Principal Investigator

佐藤 繭子  福岡県立大学, 看護学部, 講師 (50553418)

Project Period (FY) 2022-04-01 – 2026-03-31
Keywordsプレコンセプションケア / 包括的性教育 / 思春期学生 / 産学連携 / 地域
Outline of Annual Research Achievements

本研究はプレコンセプションケアを含んだ包括的性教育を地域から提供するためのコンテンツを開発する予定であるが、現在日本の自治体でどのような支援やケアがされているのかを把握する必要があった。
そのため、本年度は日本でどのようなプレコンセプションケアに関わる事業が行われているのか、県庁所在地(47か所)および政令指定都市(20か所)、中核市(62か所)のホームページを確認した。その結果、プレコンセプションケアに関する情報提供をホームページ上で行っている自治体は、36か所(都道府県:10か所、政令指定都市:5か所、中核市:8か所、その他:13か所)であった。その内容は、独自で作成したプレコンセプションケアに関するコンテンツや、厚生労働省の「スマート保健相談室」のリンクなどがあった。情報量は自治体によって様々であり、国立成育医療研究センターのリンク先や、プレコンセプションケアに関する成果物(PDF)が記載されているものもあった。また、それぞれの自治体で行われている不妊検査助成やプレコンセプションケア健診(プレコンチェック)の紹介がされていた。担当部署は子育て支援や母子保健に関する部署が多く見られた。助産師や医師による相談事業や、プレコンセプションケアに関する出前事業を行っている自治体もあったが、少数であった。多くの自治体は不妊治療費助成事業や不妊専門相談センター・性と健康の相談センター、女性健康支援センター事業等をプレコンセプションケア事業として位置付けていると思われ、『プレコンセプションケア』と明記してホームページ内の記事を作成している自治体は14であった。今後は学生・保護者へのプレコンセプションケアに関するアンケート調査・インタビュー調査を実施していく。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

本年度は、思春期男女(中学生~高校生男女)のその保護者のリプロダクティブヘルス&ライツの概念を踏まえた包括的性教育・PCCに関する知識と理解度について明らかにすることを目的としたフォーカスグループインタビューと、その結果を踏まえた内容を含んだ、思春期学生男女への全国的なアンケート調査を実施する予定であった。しかし、研究者が病気療養をすることになり、研究自体が中断せざるを得ない状況であった。

Strategy for Future Research Activity

2024年度は、遅れてしまっている思春期男女(中学生~高校生男女)のその保護者のリプロダクティブヘルス&ライツの概念を踏まえた包括的性教育・PCCに関する知識と理解度について明らかにすることを目的としたフォーカスグループインタビューを実施する。
フォーカスグループインタビューの分析を経て、その結果を踏まえた内容を含んだ思春期学生へのアンケート調査を実施する予定である。

Causes of Carryover

本年度は研究発表が行えなかったため、旅費を繰り越すことになった。

URL: 

Published: 2024-12-25  

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