助産師・母親と創る「混合・完全人工栄養の母子」に特化した授乳支援ガイドライン開発

2022 Fiscal Year Research-status Report

• Project/Area Number: 22K10934
• Research Institution: Jikei University School of Medicine
• Principal Investigator: 濱田 真由美 東京慈恵会医科大学, 医学部, 准教授 (30458096)
• Project Period (FY): 2022-04-01 – 2025-03-31
• Keywords: ガイドライン / スコープ / 看護師 / 助産師 / 授乳 / 重要臨床課題 / 人工乳

Outline of Annual Research Achievements

本研究は、現代の母親たちが求めているニーズに沿い、かつ子どもの成長発達を促す授乳支援を実現するため、これまでタブー視されてきた人工乳に焦点を当てたガイドラインの開発を目指す。今年度は第一段階としてガイドライン作成グループを結成し、ガイドライン作成手順およびスケジュールの決定を行った。また、ガイドラインがカバーする内容やシステマティックレビューに関する事項を決定するため、スコープ作成のための調査実施計画を作成し、研究代表者が所属する施設の倫理審査委員会へ書類を提出し承認を得た。その後、リクルート方法を見直し、変更申請を行い受理された。この調査では、授乳支援に携わっている看護職者と授乳を経験している母親を対象に授乳に関する受容臨床課題や疑問について質問紙調査とインタビューを行い、情報収集することを目的とした。

Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

リクルート方法の検討やアンケート調査を委託する業者との内容のすり合わせに時間を要したため。

Strategy for Future Research Activity

次年度、倫理審査委員会で承認を得た計画に則って調査を実施する。

Causes of Carryover

スコープ作成のための実施調査が次年度となったため。