2022 Fiscal Year Research-status Report
Development of self-management application for PMS and verification of its effectiveness
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22K10938
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Research Institution | Gihu University of Medical Science |
Principal Investigator |
成 順月 岐阜医療科学大学, 看護学部, 教授 (00555055)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松浦 美由 岐阜医療科学大学, 看護学部, 助教 (30708938)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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Keywords | 月経前症候群 / 思春期 / セルフマネジメント / アプリケーション / 有用性 |
Outline of Annual Research Achievements |
思春期は心理的・生理的変化が大きい発達時期として、PMSによる影響は無視できない健康問題である。一方、PMSは確立した治療方法がないため、PMSに伴う不快症状や苦痛を軽減させ、満足のいく生活の質を維持するためには、自分の状態を正確に把握し、生活や行動をコントロールできるセルフマネジメント能力が欠かせないと考える。そこで、本研究では日々の症状を前向きに記録でき、症状にあわせて対応できるように手助けするスマートフォンをベースとしたPMSセルフマネジメントアプリを開発し、PMSの認知度が低い思春期女子を対象にその有用性を検証することを目的とした。有用性が証明されれば、PMSの認知度が低い思春期女子だけではなく、月経前不快症状を抱えているすべての女性がPMS自己管理用ツールとして活用できると考える。 2022年度は、前年度に作成したPMSアプリケーション内容について再検討し、修正を行った。また、作成したアプリケーションの問題点を調べるため、協力が得られた高等学校の女性生徒を対象に調査を実施した。対象者にはアプリケーションを3ヵ月間利用してもらい、利用前後におけるPMSの症状出現頻度、セルフケア実施状況、アプリケーションの改善点などについて質問紙調査を行った。現在、質問調査データ入力およびアプリケーション上に入力されたデータの整理を行っている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
今年度は時間調整ができず、学会参加ができなかった。また、作成したアプリケーションについて専門家から指導を受けることができなかった。次年度は学会に参加し、必要な情報を収集するとともに成果報告を行う予定である。また、アプリケーションの改善において専門家を要請し、指導を受ける予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
PMSアプリケーションに入力されたデータと質問紙調査のデータを分析し、有効性と有用性を調べ、婦人科専門家からアドバイスをもらいながらアプリケーションの改善を行う予定である。
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Causes of Carryover |
今年度は時間調整ができず、学会参加ができなかった。また、作成したアプリケーションについて専門家から指導を受けることができなかった。次年度は学会に参加し、必要な情報を収集するとともに成果報告を行う予定である。また、アプリケーションの改善において専門家を要請し、指導を受ける予定である。
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