2022 Fiscal Year Research-status Report
女性のがんサバイバーを対象とする職域での運動促進プログラムの作成と実施の試み
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22K10952
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Research Institution | Yamaguchi University |
Principal Investigator |
上田 真寿美 山口大学, 国際総合科学部, 教授 (30332810)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
齊田 菜穂子 山口大学, 大学院医学系研究科, 教授 (00279233)
前田 訓子 山口大学, 医学部附属病院, 助教 (10738876)
奥屋 茂 山口大学, 教育・学生支援機構, 教授 (20214083)
上田 毅 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 教授 (90254648)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 女性 / がんサバイバー / 職域 / 運動 / 支援 |
Outline of Annual Research Achievements |
1年目の本年度は、1.対象者の生活・運動実施の現状及び運動開始に対するバリア(障壁)のアンケート調査、2.職域における取り組みの現状と職場の意識に関する調査、3.対象者及びその支援者に対して運動講座をパイロットスタディ(介入)として実施し、参加者から運動内容等についてのヒアリングを計画していた。 1の調査については、調査項目を選定するため、先行文献の検討及び対象者に対してインタビュー調査を行なった。それらを基に調査項目、調査対象者、倫理委員会への手続きなど手順を決定、次年度に実施することとした。 2に関しては、職域の労働に関する担当部署(自治体)及び対象者の仕事(復職)に関する相談窓口(医療機関・自治体)の関係者に対して、現状とその課題、今後の展望について聞き取り調査を実施した。その結果をまとめ、次年度に研究発表と論文(総説)を執筆予定である。 3に関しては、2022年9月に運動講座を開講し、終了時にアンケート調査を実施、本介入に向けての参考材料とした。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
1年目の3つの計画について、ほぼ予定通り実施できたが、コロナの影響も若干残っており、医療機関への見学・調査等は難しく、オンライン等の会議・インタビュー等にとどまった。介入に関しては特に環境等、実際に参考にしたいと考えている関係各所への対面によるヒヤリング及び実際の見学が重要と考えており、それらが次年度への繰り越しとなった。
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Strategy for Future Research Activity |
2年目は、1年目に実施した調査及びパイロット介入を詳細に分析する。そして1年目にできなかった関係部署(医療機関等)への調査について実施する。それらを基に介入プログラムを構築し、3年目の介入の本格実施に向けて準備を進めて行く予定である。
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Causes of Carryover |
コロナの影響が若干残っており、医療機関等への調査の一部が実施できなかった。それにより、旅費、調査分析費用、及びそれらを参考に購入しようと考えていた物品等の購入が次年度へ延期となった。
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