2023 Fiscal Year Research-status Report
女性のがんサバイバーを対象とする職域での運動促進プログラムの作成と実施の試み
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22K10952
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Research Institution | Yamaguchi University |
Principal Investigator |
上田 真寿美 山口大学, 国際総合科学部, 教授 (30332810)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
齊田 菜穂子 山口大学, 大学院医学系研究科, 教授 (00279233)
前田 訓子 山口大学, 医学部附属病院, 助教 (10738876)
奥屋 茂 山口大学, 教育・学生支援機構, 教授 (20214083)
上田 毅 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 教授 (90254648)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 女性 / がんサバイバー / 職域 / 運動 / 支援 |
Outline of Annual Research Achievements |
2年目の本年度は、①対象者及びその支援者を対象に、昨年度の運動講座を改良したパイロットスタディ(介入)を実施した。 また、②昨年度実施した調査(対象者、医療機関・自治体等の関係者)及び本地域(山口県)のがん支援(特に運動に関するもの)について分析、それらをまとめた。 さらに③がんサバイバーを対象にオンライン等で運動を提供している国立がんセンター病院等のセミナーや関連学会等に参加、本課題である職域における運動プログラム作成のための情報の収集を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
1年目はコロナ等の影響を引きずり少し遅れ気味であったが、2年目の本年度は関係各所へ出向くことができ、介入に向けての折衝や多くの情報を収集することができた。当初より半年遅れで進行している。
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Strategy for Future Research Activity |
3年目の前半は介入プログラムの作成に注力、秋期に予定しているパイロット介入でプログラムを修正して完成させる。 また1年目の調査、及び2年目にまとめた分析結果を積極的に発信していく。
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Causes of Carryover |
1年目のコロナによる影響の遅れが半年ほど生じているため。また当初予想しえなかった課題や問題点が発生した。一方で同じく予想しなかった有益なヒントも新たに得られ、それらをプログラムの作成に活用するのに時間がかかっている。方向性は確認できたため、今年度はしっかりと活用していきたい。
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