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2022 Fiscal Year Research-status Report

卵子提供を希望するカップルのための情報プラットフォームの開発と評価

Research Project

Project/Area Number 22K10974
Research InstitutionGunma University

Principal Investigator

林 はるみ  群馬大学, ダイバーシティ推進センター, 教授 (80529397)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 宮坂 道夫  新潟大学, 医歯学系, 教授 (30282619)
青柳 優子  順天堂大学, 医療看護学部, 准教授 (40289872)
坂上 明子  武蔵野大学, 看護学部, 教授 (80266626)
Project Period (FY) 2022-04-01 – 2025-03-31
Keywords卵子提供 / 高齢出産 / ドネーション / 出自を知る権利 / 第三者が介在する生殖補助医療 / 生殖補助医療
Outline of Annual Research Achievements

提供卵治療を検討しているカップルや提供卵治療で妊娠することを決めたカップルが必要とする情報について、海外や国内の調査研究報告書をもとに検討した。また、海外論文などから子どもへの告知に関するものを集めて検討した。これらの結果、海外では卵子ドナーの死亡例や後遺症を残した事例があったことから、情報ポータルサイトでは卵子ドナーのリスクについての記載が必要と考えた。また、第三者が関わる生殖医療で生まれた子への告知については、日本産婦人科学会で国民に意見を求めたシンポジウムをもとに、出自を知る権利に関する国民の意見書を全て確認し、子どもへの告知に対してドネーションで子どもを持った親のニーズにどのようなものがあるか等を把握した。子どもへの告知に関する海外論文を引き続きチェックして動向を把握し、情報ポータルサイト中の出自を知る権利に関するページは、告知に関する丁寧な情報提供ができるように情報を精査していく。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

情報プラットホームを作成するにあたり、このサイトではデリケートな内容を含むため、適切な業者を決めることが重要となる。そこで複数の業者と打ち合わせを行った結果、妊娠出産にかかわる大手ポータルサイトの運用実績のある業者に依頼することとした。
本年度は情報プラットフォームのサイトツリーを作成し、サイトデザインやセキュリティなどの検討を行い、各ページの文案検討に入る段階まで進捗した。

Strategy for Future Research Activity

情報プラットホームに相応しいサイトとなるように、各ページの文案を作成する。特に出自を知る権利や告知に関する内容は丁寧にわかりやすく作成する。また、情報プラットホームの仮サイトが完成したら卵子提供で出産したカップル、検討中のカップルなどの当事者から意見を募り、内容をブラッシュアップして完成させる。

Causes of Carryover

情報ポータルサイト作成に係る予算に余剰金が生じたため。次年度、サイトの完成により執行可能である。

  • Research Products

    (1 results)

All 2022

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 卵子提供を選択した日本人夫婦のテリングに対する認識2022

    • Author(s)
      林 はるみ
    • Organizer
      日本生殖医学会

URL: 

Published: 2023-12-25  

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