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2022 Fiscal Year Research-status Report

プレコンセプションケアに活かす月経前症候群予防プログラム開発-低血糖に着目して-

Research Project

Project/Area Number 22K11004
Research InstitutionKagawa University

Principal Investigator

塩田 敦子  香川大学, 医学部, 教授 (90221291)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 芳我 ちより  香川大学, 医学部, 教授 (30432157)
松本 啓子  香川大学, 医学部, 教授 (70249556)
川田 紀美子  香川大学, 医学部, 教授 (70709592)
井町 仁美  香川大学, 医学部, 准教授 (80380187)
Project Period (FY) 2022-04-01 – 2025-03-31
Keywords月経前症候群(PMS) / プレコンセプションケア / 低血糖 / 教育プログラム
Outline of Annual Research Achievements

本研究は、月経のある健康な若年女性の血糖について、
①月経後(卵胞期)と月経前(黄体期)で血糖の日内変動に変化があるのか。②月経前症候群(PMS)症状のあるものでは「機能性低血糖症」と呼ぶべき病態が存在するのか。③黄体期には、その病態は悪化しているのか。PMS症状の出現と一致しているか。
を明らかにすることを目的としており、PMSと血糖変動に関連があることがわかれば、若年女性のPMS症状発症予防のための食生活のプログラム開発につながり、プレコンセプションケアとして女性の健康維持に役立つばかりでなく、アブセンティーイズム・プレゼンティーイズムなどの損失を改善することで女性の社会参加を促進させ、医療費の削減にもつながると考えている。
そのために、まず「月経前症候群(PMS)症状と血糖変動の関連についての研究」と題して、月経前から月経後にかけて2週間の血糖変動と症状を観察する研究の、研究計画書、説明文書、同意書、アンケート用紙などを学内倫理審査委員会に提出し、承認をうけた。また血糖の測定機器等についても購入を行い、メーカーから指導を受け、準備は整えた。
医療系大学の実習もある学生たちを対象とするため、コロナ禍が思ったより長びいていたことより、対面で説明することが憚られ、まだ実際の研究への着手はできていない。
そのため、PMSおよび機能性低血糖症について文献検討を行い、結果の解釈についての基準であったり、記録の方法について、研究分担者と協議を重ねて、計画のブラッシュアップを行った。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

学内倫理審査に提出し承認は受けて機器も購入し準備はできていたが、コロナ禍が思ったより長びいていたため、医療系の実習もある学生たちと対面して同意を得て研究を開始するのに躊躇してしまいました。
また研究責任者の遠方の母が亡くなり、往来する必要があり、まとまった時間がとりにくかったことより、スタートがやや遅れてしまいました。

Strategy for Future Research Activity

令和5年度は、COVID-19も5類感染症となり、研究を開始することができる状態です。
学生たちをリクルートして順次進めていき、解析も行っていく所存です。

Causes of Carryover

研究協力者を200名と予定しているが、コロナ禍でもあり、まずは研究のスタートアップとして、20名程度に行い、注意すべき点など管理の問題について検討したいと考えました。そのため、研究に必要な持続血糖測定機器や血糖負荷試験用の糖液、採血機器などの購入が少なくなっています。
本年は新型コロナ感染症も終息に向かっており、20名程度から開始して、目標の200名について研究を行いたいと考えています。持続血糖測定機器等を追加購入し、結果について解析を行い、学会発表も行っていく所存です。

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Published: 2023-12-25  

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