2022 Fiscal Year Research-status Report
良質な睡眠確保のためのNICU成育環境~夜間環境が及ぼす早産児の入眠行動~
Project/Area Number |
22K11022
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Research Institution | Suzuka University of Medical Science |
Principal Investigator |
松本 あさみ 鈴鹿医療科学大学, 看護学部, 助教 (50805546)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
新小田 春美 福岡女学院看護大学, 看護学部, 教授 (70187558)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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Keywords | 早産児 / NICU / 睡眠・覚醒行動 |
Outline of Annual Research Achievements |
COVID-19感染拡大下で収束の目途が立たず、臨床施設からの研究協力が得られない状況であった。 一方で、研究責任者と各研究分担者は、オンラインにて研究遂行にかかる研究計画の綿密な 検討を行い、調査開始の準備を進めている。 現在までに新しく公表された、新生児及び早産児の睡眠・覚醒行動について文献レビューを更新し、その研究結果を踏まえ、観察調査を行う際の睡眠に影響する環境要因の抽出と人為的な睡眠阻害刺激(看護行為や環境要因)を整理した。これまでに研究責任者が行った研究では、保育器内の環境(音・光)測定において、設置場所や処置などにより正確なデータを得られていない可能性があった。そのため、安全かつ正確な観測ができるように、調査時の環境調整設定を検討中である。 臨床施設に向けては、感染状況が落ち着いてきた頃に研究説明の機会を確保していただくように依頼している。 また、研究責任者が他の科研分担者としてNICU早産児の睡眠に関するコホート的研究に参加し、長期的視野での良質な睡眠環境の意義について検討を進めている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
COVID-19の感染拡大から、NICUでの研究遂行について臨床施設の協力を得ることが困難な状況であった。研究分担者とのオンライン班会議にて研究計画書の検討を進め、倫理審査委員会申請の準備を行った。臨床施設に向けては、感染状況が落ち着いてきた頃に研究説明の機会を確保していただくように依頼している。
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Strategy for Future Research Activity |
調査施設への研究計画書、調査協力依頼書、倫理委員会申請書などを作成し、班会議で検討する。研究責任者所属および臨床施設の倫理審査委員会の承認を得たのち、本年度中に調査(step1:早産児の夜間環境と睡眠・覚醒行動調査)を開始する。
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Causes of Carryover |
早産児の睡眠・覚醒行動を観測する機器(モーションウォッチ)の購入・メンテナンスについて、コロナ禍のため購入・メンテナンスの見通しが立たなかったため執行できなかった。今年度も引き続き、業者とコンタクトを取り、購入・メンテナンスを検討する予定である。また、分析用PC周辺機器についても今年度執行する予定である。PCソフトウェア(Microsoft office)については、所属の契約(サブスクリプション)が使用できたため購入せず。
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