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2022 Fiscal Year Research-status Report

アトピー性皮膚炎をもつ学童のセルフケアの自主性を高める親の養育態度

Research Project

Project/Area Number 22K11041
Research InstitutionTokai University

Principal Investigator

杉村 篤士  東海大学, 医学部, 講師 (20708606)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 小泉 織絵  東海大学, 医学部, 助教 (50908796)
井上 玲子  東海大学, 医学部, 教授 (80349414)
Project Period (FY) 2022-04-01 – 2025-03-31
Keywordsアトピー性皮膚炎 / 養育態度 / セルフケア / 自主性
Outline of Annual Research Achievements

アトピー性皮膚炎は、最大20%ほどの子どもに影響を与えているといわれており、乳幼児期の発症が最も一般的であるが、学童期においても10%を超える有症率を示している。アトピー性皮膚炎の主症状である掻痒感により睡眠障害が生じることや、症状の重症度と子どものQOLとの相関関係が明らかとなっている。また、親においても、子どもの痒みや睡眠のコントロール、スキンケアに困難感を有しており、先行研究では、子どもの症状の重症度と親のQOLと関係が示されている。本研究の成果は、学童と家族へのアトピー性皮膚炎教育の質向上に貢献できると考えている。
本研究では学童のセルフケアの主体性を高める親の養育態度を明らかにし、アトピー性皮膚炎をもつ学童のセルフケアの自主性を高める親の養育態度に関する尺度を開発を目指す。本研究では第1調査と第2調査の2つの調査を計画している。第1調査ではアトピー性皮膚炎をもつ学童とその親に「セルフケアの主体性を高めた関わり」「セルフケアの主体性を低めってしまった関わり」「セルフケアの主体性を高めるのに必要なかかわり」についてインタビュー調査することで、アトピー性皮膚炎をもつ学童のセルフケアを高める養育行動の概念を明らかにする。初年度はこの調査を実施するための準備を進めていった。今後、アトピー性皮膚炎をもつ学童の養育経験のある親に聞き取り調査を実施していく予定である。第1調査の結果をもとに、第2調査にて尺度の開発を進めていく予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

第1調査に向けて準備を進めている。

Strategy for Future Research Activity

第1調査のインタビュー調査を実施し、調査で得られたデータを分析していく予定である。

Causes of Carryover

学術集会への参加が予定よりも少なくなった。調査実施予定であるため、調査費用や研究協力者への謝金、分析等に関わる費用が必要になる。

URL: 

Published: 2023-12-25  

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