2022 Fiscal Year Research-status Report
若年母の年齢に応じたICT活用とモデル地区における実践的総合支援プログラム
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22K11042
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| Research Institution | Tokyo Women's Medical University |
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Principal Investigator |
小川 久貴子 東京女子医科大学, 看護学部, 教授 (70307651)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
白井 千晶 静岡大学, 人文社会科学部, 教授 (50339652)
大川 聡子 関西医科大学, 看護学部, 准教授 (90364033)
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| Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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| Keywords | 若年母 / 10代妊婦 / ICT活用プログラム / 動画教材 / 寄り添う支援 / 支援者養成 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
今年度は、若年母向けの①ICT活用プログラム（4コマ漫画）の動画化、②モデル地区（沖縄県、東京都、大阪府）における元若年母や助産師・保健師による寄り添う実践的支援プログラム、③オンライン支援者養成講座プログラム、これら3本の試作版作成に向けて、東京女子医科大学倫理審査委員会に若年母（当事者）と支援者の面接調査の研究計画を申請し、承認を受け、研究を開始した。
１．当事者支援：ICT活用プログラムの11コンテンツの中で、若年母に伝えたい優先順位に基づいたコンテンツを研究班で抽出し、若者に理解されやすいように動画（主人公や登場人物の描写、動き、ナレーション、音楽を含め）の試案を検討した。来年度も引き続き行い、確定する。
２．支援者養成：若年母と助産師・保健師の支援ニーズの面接調査を東京で開始し、特徴をふまえたパターンによりインタビュー視点を探索している。次年度は、支援者養成講座を対面かオンラインで実施し、オンライン化する際の留意点なども含めてプログラムを検討する。
３．システム構築：「ティーンズママルーム」ホームページの運営と広報するために、SNSを使用して行った。SNSで紹介後はアクセス数は増加するが、持続できずにアクセス数が減少する傾向がある。次年度はアクセス数が増加するときの要因を分析し、社会情勢をみつつ若年母や支援者が関心ある掲載記事を更新するように努める。本ICT活用プログラム動画化も掲載できるように試作版を作成する。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究計画を倫理審査委員会に申請し、承認を得るまでに時間を要した。今回は面接調査までの倫理審査承認を得たため、次年度中にICT活用プログラムや寄り添う支援プログラム等の試作版を作成し、それを用いた介入研究の倫理審査を受けるよう早めに取り組む。
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| Strategy for Future Research Activity |
１．当事者支援：ICT活用プログラムで、若年母に伝えたいコンテンツの内容を精査し、若者に理解されやすいように動画案を検討して確定する。
２．支援者養成：若年母と助産師・保健師の支援ニーズの面接調査を沖縄や大阪でも開始し、特徴をふまえたパターンによりインタビュー視点を見出す。今後、支援者養成講座を対面かオンラインで実施し、オンライン化する際の留意点なども含めてプログラムを検討する。
３．システム構築：「ティーンズママルーム」ホームページの運営と広報するためSNSを使用し、周知する。今後はアクセス数増加を目指し、若年母や支援者の関心ある記事の更新やICT活用プログラム動画化を進めて掲載する。
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| Causes of Carryover |
研究計画を倫理審査で採択されるまでに時間を要し、面接調査の開始が遅れた。次年度は、若年母と支援者の面接調査をモデル地区を含めて円滑に行い、それにかかる経費を使用できるように努める。
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