2022 Fiscal Year Research-status Report
低出生体重児の出生予防に向けた妊婦の栄養・体組成と児の出生体重に関する縦断的研究
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22K11047
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Research Institution | Seirei Christopher University |
Principal Investigator |
三輪 与志子 聖隷クリストファー大学, 助産学専攻科, 助教 (10737828)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
久保田 君枝 聖隷クリストファー大学, 助産学専攻科, 教授 (40331607)
安田 智洋 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 教授 (20549604)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 体組成 / 栄養 / 身体活動量 / 出生体重 |
Outline of Annual Research Achievements |
若い世代のやせや妊婦の低栄養が、低出生体重児のリスクとなることが多数の先行研究により報告され、現代の母子保健の課題となっている。本研究の目的は、低出生体重児の出生要因を明らかにするために、妊娠期の体組成や筋力、身体活動量、食事摂取量を調査し、BMIのみでは判断できなかった妊婦の体組成の現状を捉え、妊婦の栄養状態や体組成と児の出生体重との関係を明らかにすることである。妊娠期の身体活動量と体組成を栄養状態も含めて縦断的に調査し分析することで、出生体重との関係を明らかにすることに意義がある。 まず2022年度は、研究の準備段階として、研究フィールドのA市の産婦人科医院および総合病院の産婦人科外来での調整を行い、研究物品の体組成計の購入を進めてきた。また、調査開始に向けて倫理審査の申請をした。今後研究参加者のリクルートに向けて調整を行う予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究受け入れ施設において、妊婦に対する新規性の高い調査(体組成測定・握力測定)について、理解を得るのに時間を要した。また、研究参加者をリクルートする際に、施設内でどのように協力を求めるのかを調整するために時間を要した。 コロナ禍での施設内での調査実施が条件的に難しかったことも挙げられる。また倫理申請に一部修正後承認となり、時間を要した。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度より研究参加者のリクルートを開始する。妊娠期間中、妊娠初期(妊娠14~17週)、妊娠中期(25~28週)、妊娠後期(32週~35週)の3回の妊婦健康診査日に合わせて調査を行う。調査内容は、妊婦健康診査のデータ(母体体重、胎児推定体重、血色素)、食事調査(写真撮影法)、身体活動量、体組成(生体電気インピーダンス法/BIA法:Bioelectrical Impedance analysis以下BIA法にて測定した体脂肪量、筋肉量、体水分量)、握力である。また分娩後は、分娩様式、分娩週数、分娩時の母体体重、児の出生体重や出生時の身体計測値のデータ等を得る。食事調査は外部の管理栄養士に依頼するため、分析は、得ることのできたデータから順次栄養分析の依頼をしていく。他のデータも順次分析を行っていく。
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Causes of Carryover |
2022年度は、上記の理由から研究参加者のリクルートまでには至らなかったため、人件費の執行がなかったことによる。2023年度は、調査実施に向けて研究参加者のリクルートの協力を施設側に再度お願いしており、2022年度分と合わせて2023年度に人件費・謝金として執行する予定である。
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