2022 Fiscal Year Research-status Report
続発性不妊および次子妊娠希望への影響因子の究明と挙児希望者への支援に関する研究
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22K11057
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Research Institution | Shinshu University |
Principal Investigator |
金井 誠 信州大学, 学術研究院保健学系, 教授 (60214425)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
徳武 千足 信州大学, 学術研究院保健学系, 講師 (00464090)
中込 さと子 信州大学, 学術研究院保健学系, 教授 (10254484)
芳賀 亜紀子 信州大学, 学術研究院保健学系, 講師 (10436892)
鮫島 敦子 信州大学, 学術研究院保健学系, 助教 (50759363)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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Keywords | 続発性不妊 / 挙児希望 / エジンバラ産後うつ病自己評価 / 育児不安尺度 / 受胎指導 / 育児相談 / 少子化対策 |
Outline of Annual Research Achievements |
産婦約240人から研究協力の同意を得て、診療録から母体情報・妊娠経過・分娩経過(年齢、初産・経産、BMI、家族歴、既往歴、母体合併症、妊娠中の血液検査結果、妊娠中体重増加、分娩経過情報)、新生児情報、家庭における育児環境(同居家族、育児協力者の有無、本人の仕事の有無)、児への愛着形成の評価指標などを抜粋して入力を開始する予定であった。しかし令和4年度は年度当初から年度末まで、COVID-19の感染収束に至らない期間が継続し、本院では妊婦との会話を必要最小限として在院時間を短縮させているため、本研究の説明機会を持てない状況が続いており、研究協力者を確保できていない。研究活動が再開でき次第、研究協力者の確保と診療録から得られる本研究に必要な情報の入力を始める予定である。 研究協力者が分娩1年後となった時点で、アンケート調査で収集する情報<母体の生活環境(「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査) 」で使用した食生活・日常生活のアンケート調査紙を利用)、挙児希望の有無とその理由、避妊の有無とその方法、育児環境(同居家族、育児負担)、EPDS、育児不安尺度(当該年齢児母親用)>を入力する予定である。 加えて、分娩2年・3年後のアンケート調査で抽出する続発性不妊の母親への検査と受胎指導<超音波検査(器質的疾患の精査)、血液検査(血球算定、プロラクチン、LH、FSH)、基礎体温(排卵状況)、クラミジアDNA、母児間スキンシップ時のストレス評価(疲労・ストレス測定システムスタンドアロン型で自律神経機能測定+唾液コルチゾール測定)、受胎指導>の準備を開始する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
令和4年度は年度当初から年度末まで、COVID-19の感染収束に至らない期間が継続し、本院では妊婦との会話を必要最小限として在院時間を短縮させているため、本研究の説明機会を持てない状況が続いており、研究協力者を確保できていない。研究活動が再開でき次第、研究協力者の確保と診療録から得られる本研究に必要な情報の入力を始める予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
令和5年5月にCOVID-19は5類相当へ移行するため、研究活動が再開でき次第、研究協力者の確保と診療録から得られる本研究に必要な情報の入力を始める予定である。 研究協力者が分娩1年後となった時点で、アンケート調査で収集する情報<母体の生活環境(「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査) 」で使用した食生活・日常生活のアンケート調査紙を利用)、挙児希望の有無とその理由、避妊の有無とその方法、育児環境(同居家族、育児負担)、EPDS、育児不安尺度(当該年齢児母親用)>を入力する予定である。 加えて、分娩2年・3年後のアンケート調査で抽出する続発性不妊の母親への検査と受胎指導<超音波検査(器質的疾患の精査)、血液検査(血球算定、プロラクチン、LH、FSH)、基礎体温(排卵状況)、クラミジアDNA、母児間スキンシップ時のストレス評価(疲労・ストレス測定システムスタンドアロン型で自律神経機能測定+唾液コルチゾール測定)、受胎指導>の準備を開始する。
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Causes of Carryover |
(理由)当初計画で見込んだ研究が実施できず、当初計画で見込んだ額よりも安価で研究が遂行できたため。 (使用計画)次年度使用金額はR5年度請求額に組み入れ、消耗品で使用する予定。
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Research Products
(5 results)