2023 Fiscal Year Research-status Report
乳児のいる家庭でのローリングストックによる継続可能な災害備蓄行動の在り方の検討
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22K11058
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Research Institution | Hamamatsu University School of Medicine |
Principal Investigator |
青木 真里 浜松医科大学, 医学部, 教務補佐員 (20770944)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
安田 孝子 浜松医科大学, 医学部, 教授 (30377733)
坪見 利香 浜松医科大学, 医学部, 准教授 (40452180)
北村 晃寿 静岡大学, 理学部, 教授 (20260581)
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Project Period (FY) |
2023-02-10 – 2028-03-31
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Keywords | 乳児 / ローリングストック / 災害 / 備蓄 / フェーズフリー |
Outline of Annual Research Achievements |
乳児のいる家庭でのローリングストックによる継続可能な災害備蓄行動の在り方を検討することを目的とする。これにより、乳児の災害備蓄行動の特徴など備蓄率の低い要因が明確となり、乳児のための災害備蓄行動の具体策の提案に寄与できる。さらに、災害に対する母親の不安軽減や災害時の母子の安全安楽へ繋がることが期待できる。 本年度は、乳児のいる家庭でのローリングストックによる災害備蓄行動の実態および認識、教育ニーズを明らかにするために、乳児養育中の母親に対する半構造化インタビュー調査を実施していく。インタビューの対象者は、浜松市や静岡市、熱海市などの台風や大雨により被災した地域に住む乳児を養育している母親であり、乳児用品を備蓄している母親10~15名とし、リクルート方法は雪だるま式標本抽出法とする。インタビューは一人30~60分とし、オンラインまたは対面により実施していく。インタビュー内容は、1.属性、2.備蓄内容、3.乳児用品のローリングストックによる備蓄の具体的方法、4.乳児用品のローリングストックによる災害備蓄への認識、5.乳児用品のローリングストックによる災害備蓄に関する夫の認識や協力体制、6.乳児用品の災害備蓄に関する教育へ求めることとし、インタビューガイドに沿って進めていく。インタビュー調査と並行し、インタビュー内容の分析を行っていく予定であった。 上記内容で半構造化インタビュー調査の計画を立て、倫理委員会受審のための準備を行っていた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
令和5年度は、6月より妊娠による療養、また11月より産休育休取得したため、研究活動を行うことができなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
令和7年度から研究を再開する予定であり、当初予定していた乳児養育中の母親へのインタビュー調査を実施し、並行してインタビュー調査の分析を実施していく予定である。
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Causes of Carryover |
令和5年度は、妊娠出産による研究中断のため、計画通り研究を遂行することができなかった。 令和6年度まで研究中断し、令和7年度から研究再開予定である。
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