2023 Fiscal Year Research-status Report
女性のワークモチベーションを高める要素を活用した健康支援プログラムの開発
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22K11079
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Research Institution | National Defense Medical College |
Principal Investigator |
楠見 ひとみ 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, その他, 准教授 (40782222)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
上野 美紀 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, その他, 教授 (60805109)
笹 秀典 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 産科婦人科学, 准教授 (70531200)
内野 小百合 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, その他, 准教授 (90758757)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | ワークモチベーション / 働く女性の健康 / 精神的健康 / 身体的健康 / 更年期 / ヘルスリテラシー |
Outline of Annual Research Achievements |
女性のライフサイクルの中でも更年期世代女性は、卵巣機能の低下により、エストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンが十分に分泌されずにホルモンバランスが崩れ、自律神経が乱れ、更年期症状が引き起こされる。更年期症状のうち、日常生活に支障が出る場合には、QOLが低下して、働く女性の場合には仕事の能率の低下や、体調不良のため仕事が継続できずに離職する場合もある。女性が自分らしい働き方を実現するためには、ワークモチベーションとともに心身が健康であることが重要な要素である。 令和5年度は、更年期世代の働く女性に着目し、ワークモチベーションと心身の健康、更年期指数、及びヘルスリテラシーとの関連を調査するためのアンケート調査の実施にむけて研究分担者とのディスカッションを繰り返し、調査内容や対象者の選定について検討した。検討を繰り返して完成した調査内容を踏まえた研究実施計画の倫理審査を受審し承認を得ることが出来た。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
倫理審査委員会の承認を得るのに、当初の計画よりも時間を要しためやや遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
リサーチ会社等と契約手続きを進めて、作成したアンケートのWEB調査を実施していく。予定のサンプル数が得られた時点で、データ収集を終了する。その後、得られたデータを概観し、ワークモチベーションとの関連を多角的に分析していく。
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Causes of Carryover |
当初の計画では、今年度にリサーチ会社と契約して調査を開始する予定であったが、次年度にずれ込んでしまったため次年度使用額が生じた。次年度は、次年度請求分と合わせてリサーチ会社との契約、WEB調査実施、分析、学会参加に使用する。
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