2022 Fiscal Year Research-status Report
若年成人女性における痩せの食事及び身体活動と糖代謝に及ぼすリスクの検討
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22K11083
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Research Institution | Gifu University |
Principal Investigator |
西田 友子 岐阜大学, 医学部, 准教授 (70621762)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
榊原 久孝 一宮研伸大学, 看護学部, 教授 (80153873)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 女性 / 食事 / 身体活動 / 糖代謝 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、20~30歳代の若年成人女性を対象に、食事、身体活動、インスリン抵抗性を3年間縦断的に調査する。まず、1年単位の横断データによって、痩せ女性の食事摂取量と身体活動量の関連を確認し、ともに低いエネルギーバランスである女性の特徴を明らかにする。さらに縦断的データおよび縦断データによって、低いエネルギーバランスの女性における、インスリン抵抗性の関連を明らかにする。 令和4年度は3年のうちの1年目の調査を実施した。対象は調査協力自治体が実施する40歳未満の健康診断を受診した女性である。健診で実施する血液検査に、インスリン、C-ペプチドなどの糖代謝関連指標を追加し測定した。また、アンケートにより、身体活動(International Physical Activity Questionnaire(IPAQ)Short Version)、精神的健康状態(Kessler Psychological Distress Scale (K10))、生活習慣などを調査した。食事については、簡易式自記式食事歴法質問票(Brief-type self-administered Diet History Questionnaire)を用いて、食事摂取量を調査した。 調査協力自治体は、当初1つの自治体を予定していた。しかし、健診受診者数が少なく、別の自治体にも協力を依頼し、2自治体で調査を行い研究協力者を増やした。令和4年度の調査結果のみでは、研究目的に対する検討はまだ出来ないが、今後計画通り調査を実施し、さらに分析を行っていく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
令和4年7月に所属大学の倫理委員会から研究計画の承認を受け、令和4年10月および12月には協力いただく自治体の健診時に調査を実施した。令和5年3月には、協力いただいた自治体に1年目調査の結果概要を報告した。初めの計画では、1自治体に協力いただく予定であったが、研究対象者を増やすために2自治体に協力いただくように変更し進めた。進捗状況は概ね予定通りである。
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Strategy for Future Research Activity |
昨年協力いただいた2つの自治体からは、今年度の調査実施について承諾いただいている。調査の時期は去年と同様の10月および12月となる。調査の内容は昨年と同様である。健診の3ヵ月ほど前に自治体に連絡し、今年度の具体的な実施方法を打ち合わせして、予定通り実施する。
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Causes of Carryover |
計画していた調査対象人数よりもやや少なく、調査実施にかかる検査費用が余ったため。 研究費は、次年度の簡易式自記式食事歴法質問票の使用料、血中糖代謝関連指標の測定費用、調査実施にかかる人件費や交通費、消耗品購入費などに使用する。
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