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2023 Fiscal Year Research-status Report

高齢がん患者の治療とその家族の介護・就労継続のための支援システム

Research Project

Project/Area Number 22K11108
Research InstitutionSeisen Jogakuin College

Principal Investigator

仁科 聖子  清泉女学院大学, 看護学部, 准教授 (40449062)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 横山 和仁  国際医療福祉大学, 医学研究科, 教授 (00158370)
松川 岳久  順天堂大学, 医学部, 准教授 (60453586)
遠藤 源樹  順天堂大学, 医学部, 非常勤講師 (60739209)
Project Period (FY) 2022-04-01 – 2026-03-31
Keywords高齢がん患者 / 就労介護者 / 介護支援システム
Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は、高齢がん患者の治療および介護に携わる家族が、介護と就労を両立して就労を継続できるよう支援するシステムを開発し、その有効性を検証する。そのために今年度は、高齢がん患者とその家族の支援をしているケア提供者を対象に、その支援内容を聞き取り、就労介護者の支援システムの構築のための情報を得る。
申請者ら(2012~)は、要介護高齢者を就労しながら介護している家族(就労介護者)を対象として社会的損失を明らかにした。就労介護者が無償の介護(インフォーマルケア)が平均225万円/年を提供し、収入が減少していることを明らかにした。さらに高齢がん患者を就労しながら介護している者が、介護により就労に影響をきたしている実態を把握した。そこで、本研究では高齢がん患者の治療および介護に携わる家族が、介護と就労を両立して就労を継続できるよう支援するシステムを開発し、有効性を検証することを目的とする。(1)高齢がん患者の治療と介護に携わる就労介護者の課題抽出し、(2) 医療・企業・地域をつなぎ「情報発信・相談・コミュニケ―ション」を行う包括的な支援システムの設計、(3) 支援システムの実施、(4)介入後のプロセスを評価し、有効性を検証する。
令和4年度は「高齢がん患者を介護している家族介護者の就労に関する文献検討」として海外の先行文献レビューを実施し、第93回日本衛生学会学術集会において発表した。
令和5年度は、所属機関の倫理審査委員会の承認を得て、高齢がん患者とその家族を支援している専門職の支援内容を分析するために、緩和ケア認定看護師にインタビューを実施した。その結果、高齢がん患者とその家族の状況、支援および連携について把握することができた。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

研究代表者が教育に関わる業務が多忙であり、研究に割く時間を確保できなかったため、研究の進捗が遅れた。

Strategy for Future Research Activity

令和5年度に実施したインタビューをもとに課題を抽出し、介護者支援システムを構築していく。

Causes of Carryover

研究が遅れており、令和5年度に計画していた介護支援システムを設計するために関わる費用を使用できなかった。今年度は計画に沿って経費を使用する予定である。

URL: 

Published: 2024-12-25  

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