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2022 Fiscal Year Research-status Report

Construction and effectiveness verification of a permanent long-term care prevention system in collaboration with local residents and student volunteers

Research Project

Project/Area Number 22K11144
Research InstitutionIbaraki Prefectural University of Health Science

Principal Investigator

堀田 和司  茨城県立医療大学, 保健医療学部, 教授 (00569121)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 若山 修一  茨城県立医療大学, 保健医療学部, 准教授 (00786957)
佐々木 剛  茨城県立医療大学, 保健医療学部, 助教 (00865793)
松田 智行  茨城県立医療大学, 保健医療学部, 准教授 (10523475)
鶴見 三代子  茨城県立医療大学, 保健医療学部, 講師 (10646855)
藤田 好彦  茨城県立医療大学, 保健医療学部, 准教授 (70713949)
藤井 啓介  関西医療大学, 保健医療学部, 講師 (70797381)
佐藤 文音  高知大学, 教育研究部総合科学系地域協働教育学部門, 講師 (80837659)
Project Period (FY) 2022-04-01 – 2025-03-31
Keywords介護予防 / ボランティア / 地域包括ケアシステム / 集いの場
Outline of Annual Research Achievements

本年度は、本研究の目的である①地域在住高齢者の定期的な外出機会に繋がる介護予防行動の定着化と健康行動への変化およびQOL変化への効果の検証②「集いの場」参加者の身体機能および認知機能に対する効果を検証を達成するため、地域在住高齢者向けの事業を2つ、住民主導型の新たな永続的介護予防システムの構築に欠かせない、学生ボランティアの地域参加に向けた取り組みを2つそれぞれ実施した。
地域在住高齢者向け事業では、地域の「集いの場」を新たに作ることや既存の「集いの場」へボランティアとして参加することを目的としたボランティア育成事業であり、地域在住高齢者13名の参加者の元実施した。また、過去に実施したボランティア育成および介護予防事業に参加した279名を対象に「体力・認知機能測定会」開催し95名参加の元実施した。実施した測定会では、身体機能、認知機能、心理社会機能としてLSNS、GDSを測定し、社会参加の効果を明らかにするためのボランティア参加に関する質問紙調査を実施した。
また、学生ボランティアの地域参加に向けた取り組みにおいては、学部授業である「医療とボランティア」の演習に地域ボランティア事業への参加を演習時間として組み込み、履修学生10名が地域で実施されているボランティア活動へ参加した。さらに、作業療法学科が実施する地域統合支援実習において、2日間を地域ボランティアへの参加とし、学生40名が参加した。
今後もそれぞれの事業を継続し、定期的な外出機会に繋がる「集いの場」の創出、「集いの場」への参加が健康行動への変化およびQOL変化への効果の検証、身体機能・認知機能への効果検証につなげるとともに、永続的介護予防システムにつながる学生ボランティアの参加機会を設けていく。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

地域在住高齢者を対象として、ボランティア育成と体力・認知機能測定会を実施したが、コロナ禍でもあり、ボランティア育成講座への参加者が過去の開催に比べ6割程度にとどまり、また、新規事業の立ち上げについても公民館単位では困難な自治会が多く、新たな「集いの場」の創出に至らなかった。このことにより、今年度をベースラインデータとするサンプルとして非常に少ない状況となった。
また、学生サークルをベースとしたボランティア活動の定期開催化についても、コロナ禍のため、全学的に学生サークルが休止状況となっており活動自体できず、ボランティア活動の実施に至らなかった。

Strategy for Future Research Activity

今年度5月より、コロナウイルス感染症の5類感染症への移行に伴い、地域活動が徐々にコロナ禍以前に戻る傾向となることが想定される。
地域で実施される「集いの場」の再開に伴い、地域在住高齢者に対するボランティア育成講座への参加を地域包括支援センター、町高齢福祉課との共同で啓発活動を進めていく。また、「体力・認知機能測定会」を今年度も継続して実施することに加え、地域在住高齢者の方がより参加しやすい環境にするため、開催会場を増やすことを検討し、身体機能、認知機能、心理社会機能それぞれについて実施する。
学生ボランティアの地域参加については、サークル活動の再開が認められることから、サークル団体にボランティアの定期開催を打診し、活動の実現に向けて取り組んでいく。

Causes of Carryover

コロナ禍であり、計画していた事業の実施に不透明さがあったことから、購入予定の設備備品などの購入をすべて見送り、本格的な実施か可能となった時期に購入することとした。
学会参加については、コロナウイルス感染症予防の観点から、学会参加を見送り、また、研究の進捗状況に遅れが生じ、分析に必要なサンプル数を満たせなかったことから、学会発表、論文執筆に至ることができなかったため、学会参加費それに伴う旅費、論文投稿日などすべて未使用となった。

URL: 

Published: 2023-12-25  

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