2022 Fiscal Year Research-status Report
訪問看護師と在宅療養者の相互作用による癒しのケアリング実践ガイドの開発
Project/Area Number |
22K11194
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Research Institution | Sanyo Gakuen University |
Principal Investigator |
山形 真由美 山陽学園大学, 看護学部, 准教授 (90781518)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石田 実知子 川崎医療福祉大学, 保健看護学部, 准教授 (10776008)
坂本 年生 山陽学園大学, 看護学部, 助教 (40886488)
佐々木 純子 香川県立保健医療大学, 保健医療学部, 教授 (50533361)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 癒しのケアリング / 相互作用 / 訪問看護師 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、訪問看護師と療養者の相互作用による癒しのケアリング実践ガイドを作成することである。癒しは、治療とは異なり、安心や心地よさを伴うものである。訪問看護師からの思いやりあるケアリングを、療養者が受け止め、その瞬間を共有することで、双方に癒しが経験できる。しかし、癒しのケアリングは暗黙知であり、経験を系統的に言語化することが必要である。本研究では、訪問看護師と療養者へのインタビュー、訪問看護の参加観察、ディスカッションから、実践可能なガイドを作成し、癒しのケアリングの具現化を目指している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
ほとんどの訪問看護ステーションが、新型コロナウィルスが5類に移行した後のインタビューを希望されたため、初年度(2022年度)は、看護における癒しの概念について、文献検討及び研究者間のディスカッションから、分析を進めている。
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Strategy for Future Research Activity |
R5年度は、在宅療養者へのインタビューを行い、「在宅療養者が経験している訪問看護師の癒しのケアリング」を構造化、それをふまえて、訪問看護師へのインタビューと参加観察を進める。
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Causes of Carryover |
新型コロナウィルス感染症の状況により、インタビュー調査とそれに関連する支出が無かっため。
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Research Products
(2 results)