2022 Fiscal Year Research-status Report
5歳時点の自閉症スペクトラムリスクと生後1週間、1歳半、3歳時点の発達状況の関連
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22K11314
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Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
徳永 瑛子 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 助教 (10710436)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岩永 竜一郎 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 教授 (40305389)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 発達障害 |
Outline of Annual Research Achievements |
データ収集に関して:各時期におけるアンケートの送付、回収を行った。収集状況は以下の通りである。1歳半時点データ294名(回収率64.2%)、3歳時点データ:223名(回収率48.7%)、5歳時点データ:140名(28.9%、残り150名アンケート未送付)。1歳半時点データ、3歳時点データに関しては、データ収集が完了している。5歳時点データに関しては、対象者によってはまだアンケート送付時期の月例に満たないためにまだアンケートを送付できていない。全員分のデータは残りの研究期間で随時回収していく。 現在は、回収が完了した1歳半データ3歳データを利用して関連を分析しているところである。現状では1歳半時点と3歳半時点両方のアンケートに回答し、かつ欠損値がなかったものを分析対象者としている。その結果、対象者は180名となった。分析したところ、有意な関連が見られたため、論文化を進めている。内容の概要としては1歳半時点での感覚の特性はその後の社会性に関する問題のリスクと関連するという内容である。 今後は、残りの5歳時点データを収集すること、新生児期ー3歳時点、新生児期ー5歳時点、3歳時点ー5歳時点に関してもデータを分析し、それぞれの時期の発達との関連を明らかにしたい。また、5歳までの間になんらかの発達障害の診断がついたものに関しては可能な限り面談を行い、詳細な発達状況を確認する予定である。面談の中では、対面検査等を行う予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
データ収集を順調に行えている。また回収率に関しても予想の範囲内であるため、このまま当初の計画で進めていく。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は5歳時点でのデータの収集、集まったデータの分析を行っていく。データの収集に関してはこれまでと同様に進める予定である。論文化に関しては、共同研究者らと定期的にミーティングを行い、分析の方法、結果の解釈などに関して多方面から検討する機会を設けておく。
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Causes of Carryover |
コロナ禍のため、学会等での発表が実施できなかった。また直接検査を行いたい場合も実施できなかった経緯がある。以上より次年度使用額が生じている。現状では、少しずつ従来通りの対応が可能だと思われるため、以下のように対応する。データをまとめ、多くの学会での発表を検討する。直接検査を行う予定だった対象者には再度連絡を取り、了承が得られれば検査を実施する。
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