2023 Fiscal Year Research-status Report
ネットワーク解析を用いた脳卒中片麻痺患者の姿勢制御の解明
Project/Area Number |
22K11353
|
Research Institution | Seijoh University |
Principal Investigator |
冨山 直輝 星城大学, リハビリテーション学部, 准教授 (00367872)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
林 浩之 星城大学, リハビリテーション学部, 准教授 (40440820)
備前 宏紀 関西医療大学, 保健医療学部, 講師 (50828770)
木村 大介 関西医療大学, 保健医療学部, 教授 (90513747)
|
Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
|
Keywords | 脳卒中 / 片麻痺 / 姿勢 |
Outline of Annual Research Achievements |
脳卒中片麻痺患者の姿勢制御における筋活動は,複数の筋のシナジーに着目した研究が散見される.本研究は,シナジーにとどまらず,脳卒中片麻痺患者の姿勢制御をネットワーク解析により,脳卒中患者の姿勢制御の特性を明らかにすることである. 2023年度は,昨年度の健常者のデータ解析を試みた.具体的には,大腿四頭筋内側広筋,前脛骨筋,長腓骨筋,腓腹筋内側頭の4筋の時系列データから相関行列から2値化行列の作成を試みたが,十分な結果が得られなかった.rawデータの処理等を再検討して実施予定である.また,3名の脳卒中患者の筋活動を収集した.具体的には,脳卒中患者の非麻痺側の大腿四頭筋内側広筋,前脛骨筋,長腓骨筋,腓腹筋内側頭に,電極を貼付し筋活動を計測した.対象者には30秒間の立位保持を3回実施した.まだ,データ解析までには至っていない.今後は対象者数を増やして分析していく予定である.
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
リクルートが計画通りできなかったため.
|
Strategy for Future Research Activity |
協力依頼している病院でのデータ収集が実施できるようになったため,今後も協力してもらい,対象者数を増やしていく.また,健常者についてもデータ収集を実施していく.
|
Causes of Carryover |
謝礼やデータ収集のための旅費等で使用予定だったが,データ収集が計画通りに進まなかったため, 使用計画については,謝礼やデータ収集のための旅費および学会参加等での旅費に使用予定.
|