2022 Fiscal Year Research-status Report
Brain network analysis on cognitive rehabilitation for schizophrenia
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22K11453
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Research Institution | Osaka Metropolitan University |
Principal Investigator |
石井 良平 大阪公立大学, 大学院リハビリテーション学研究科, 教授 (40372619)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
内藤 泰男 大阪公立大学, 大学院リハビリテーション学研究科, 教授 (40342224)
井上 貴雄 大阪河崎リハビリテーション大学, リハビリテーション学部, 講師 (40779427)
林 良太 関西医科大学, リハビリテーション学部, 助教 (50967255)
大類 淳矢 大阪河崎リハビリテーション大学, リハビリテーション学部, 助教 (30883970)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 脳波 / 統合失調症 / デフォルト・モード・ネットワーク / 認知リハビリテーション / 作業療法 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、統合失調症の認知機能障害に対して、より選択的で効率的な認知リハビリテーションに応用するために、認知機能障害を脳活動のネットワークの障害として定量的に評価することである。そのために、日常臨床において幅広く普及し、安価で簡便、非侵襲な検査である脳波検査を用いて、デフォルトモードネットワーク(Default Mode Network: DMN)をはじめとする安静時脳内ネットワークを解析し、統合失調症の認知機能障害の重症度との関連性を表すバイオマーカーとして描出する。これにより、統合失調症の脳内ネットワークの異常を、認知リハビリテーションの導入・効果判定のための脳機能の定量的評価として確立する。更に、認知リハビリテーションに対する反応性を、リアルタイムな脳内ネットワーク解析から定量化し、より効果的な認知リハビリテーションのための客観指標として応用できる可能性を検討する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症のパンデミックの影響で、臨床データの収集が遅れており、延長によって更にデータ収集と解析を進めていく予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
新型コロナウイルス感染症のパンデミックの影響で、臨床データの収集が遅れており、延長によって更にデータ収集と解析を進めていく予定である。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染症のパンデミックの影響で、臨床データの収集が遅れており、延長によって更にデータ収集と解析を進めていく予定である。
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Research Products
(4 results)