2023 Fiscal Year Research-status Report
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22K11472
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Research Institution | Ibaraki Prefectural University of Health Science |
Principal Investigator |
岩井 浩一 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 特任教授 (30167275)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | メタボリックシンドローム / 内臓脂肪面積 / 体脂肪率 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的の1つは、特定健診の結果でメタボリックシンドローム該当者および予備群と判定された住民を対象に健康運動教室を実施し、教室の前後に本学付属病院においてMRIを用いて撮像した画像をもとに内臓脂肪面積を測定し、その結果に基づいて内臓脂肪の減少効果を判定することにある。そして,この結果をスタートとして、内臓脂肪減少効果に及ぼすライフスタイル変容の影響を明らかにし、さらには医療費削減などの長期的な改善効果について分析することにある。しかしながら,コロナウイルス感染対策のため、一般の地域住民が付属病院を利用した研究に参加することが制限されており、この状況は継続中であるため、研究の開始は困難であった。また,体育館トレーニングルームにおいて実施する予定であった健康運動教室についても、開催を待っているところである。そのため,研究の開始を遅らせることとしているが、今年度も同様の状況である。 コロナウイルス感染が安定化しつつあることから、研究が開始できそうになってきており、次年度から本格的に開始する予定となっている。 今年度は、関連文献の収集と整理、システムダイナミクスを用いた経済効果予測の分析を行うためのソフトウェアの導入を行い、研究の準備を進めた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
コロナウイルス感染対策のため,一般住民が付属病院を利用して内臓脂肪面積を測定することになっていたが、病院内に入ることが制限されている。また,体育館トレーニングルームにおいて開催する予定であった健康運動教室についても、連動して開催を見送っている。 コロナウイルス感染状況が落ち着いてきていることから、研究が本格的に実施できる体制が整いつつあり、感染対策の進展状況に基づいて研究会指示器を検討することとしている。
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Strategy for Future Research Activity |
研究開始の障害となっている要因はコロナウイルス感染対策によるものであるため、今後の状況によって本格的に研究を開始することを検討している。 なお,健康運動教室の効果とともに、医療費の抑制に関するシミュレーション予測があるが、こちらについては現状のデータを収集し、モデル作成の準備を開始したところである。
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Causes of Carryover |
コロナウイルス感染対策のため、研究の開始を待機している。中途半端な状況で開始することを避けるため、予算を残しており、次年度以降に繰り越して使用していく計画である。
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