2022 Fiscal Year Research-status Report
A Study on a Systemalised Compliance Programme for National Federation which is aiming for having good governance
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22K11565
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Research Institution | Toin University of Yokohama |
Principal Investigator |
日比野 暢子 桐蔭横浜大学, スポーツ健康政策学部, 教授 (90620162)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
日比野 幹生 日本体育大学, スポーツマネジメント学部, 教授 (00784539)
竹村 瑞穂 日本福祉大学, スポーツ科学部, 准教授 (70634351)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | グッドガバナンス / コンプライアンス / 価値教育 / スポーツインテグリティ / コンプライアンス教育の体系化 / 差別 |
Outline of Annual Research Achievements |
スポーツインテグリティを脅かすとされる8つの要因のうち、ドーピングの誘発要因について、ヨーロッパスポーツマネジメント学会にて共同発表者として発表した。また国際学会にて、海外における競技団体のガバナンスに関する研究の最新の動向を把握する貴重な機会となり学会に出席していた海外の研究者との意見交換を対面で行った。 国際的なコンプライアンス教育に係る政策動向や海外論文などの先行研究を行った。その上で、調査項目を作成し、また共同研究者と議論して調査項目を精査してきた。近年、世界的にも文化の創造が強調されていることがわかったが、一方で、オリンピックスポーツがインテグリティを使用しているのに対し、サッカーは教育にセーフガーディングを使用する傾向が見られた。さらに、多様な人が多様な機会にアクセスできるよう、支援する動きもみられる。たとえばイギリスでは、大学の男子サッカー部の監督に女性が初めて監督に就任している。ジェンダー、障害、人種等、様々な人に多様な機会を保障することについても、知見を広げる必要があることも先行研究から示唆された。 また国内の現場担当者とも現状を聞き、課題についても情報を収集してきた。世界動向が目まぐるしく変わりつつある中、本研究が網羅する範囲が広いことを改めて認識した。それもあり調査項目を再設定し、調査に臨むという結論に至った。特に、コンプライアンス教育担当者が感じるジレンマなどに着目し、そもそもの担当者の課題意識をきちんと把握し、どのような教育を展開すべきなのかにつなげていきたいとの結論に至った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当初予定していた研究設問を再度見直し、変更したため。これは先行研究、海外動向を踏まえてである。
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Strategy for Future Research Activity |
夏を目途に調査を開始し、まずは国内の調査を進め、今年度後半には分析まで進む。海外の動向については、別途、海外の関係者にインタビューをするなどで検討したい。
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Causes of Carryover |
国際学会での情報収集、発表、海外の研究者との意見交換の場として、出張を入れたところ、渡航費が大幅に増額したため。
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