2023 Fiscal Year Research-status Report
Study on the effect of honey products on Parkinson's disease
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22K11771
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Research Institution | Osaka Toneyama Medical Center |
Principal Investigator |
遠藤 卓行 独立行政法人国立病院機構大阪刀根山医療センター(臨床研究部), 独立行政法人国立病院機構大阪刀根山医療センター, 研究員(移行) (40573225)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐古田 三郎 独立行政法人国立病院機構大阪刀根山医療センター(臨床研究部), 独立行政法人国立病院機構大阪刀根山医療センター, 名誉院長 (00178625)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 臨床栄養学 |
Outline of Annual Research Achievements |
【本研究の目的】パーキンソン病の腸内細菌叢に対する治療介入として、日常的に摂取できるハチミツ産品の中で抗菌作用が強いとされるもの(マヌカハニー、プロポリス)に注目し、これらを摂取することでパーキンソン症状の改善、さらに症状の日内変動の改善が図れるか検証する。パーキンソン病患者に対するハチミツ産品の効果の研究は世界的にも例がなく、先駆的研究として大きな意義がある。抗生剤を用いずに腸内細菌叢へ治療介入する方法が確立すれば、パーキンソン病に対して新たな治療アプローチを提案できる。 【研究計画】予定症例数は12名、摂取パターンA,B,C(各4例)に分け、以下のスケジュールで②、④、⑥を入れ替えたクロスオーバー試験を実施する。①観察期間14日間(評価時に割付を行う)、②(Ⅰ期)偽薬×14日間 経口摂取、③ウォッシュアウト14日間、④(Ⅱ期)マヌカハニー600㎎/日×14日間 経口摂取、⑤ウォッシュアウト14日間、⑥(Ⅲ期)プロポリス600mg/日×14日間 経口摂取 <評価項目>症状日誌(自己記入式)、PDQ-39(自己記入式ADLスコア)、神経症候評価(UPDRS=Unified Parkinson Disease Rating Scale part I~IV)・主要評価項目:1日あたりの平均オフ時間のベースラインからの変化量(治療期の評価前7日間の平均値―ベースラインの評価前7日間の平均値)・副次評価項目:1日あたりの平均オフ時間(各評価前7日間の平均値)、UPDRS part II合計スコア、UPDRS part III合計スコア、PDQ-39 summary Index及びドメインスコア 【研究成果】上記研究デザインにて、本年度までに累計15例の患者登録があったが、3例脱落し、最終的に12例のデータ取得を終えた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本年度までに、目標としていた12例のデータ取得が完了した。
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Strategy for Future Research Activity |
患者登録が目標数に達したため、次年度はデータ解析をすすめて最終評価、論文作成、研究成果発表を行う。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染症の流行により学会等への参加および発表が困難であったため、本年度使用予定であった学会参加費・旅費を次年度に持ち越すこととなった。
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