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2023 Fiscal Year Research-status Report

Effect of hyperglycemia on coronavirus (COVID-19) infection

Research Project

Project/Area Number 22K11840
Research InstitutionKindai University

Principal Investigator

中村 恭子  近畿大学, 薬学総合研究所, 講師 (10512197)

Project Period (FY) 2022-04-01 – 2025-03-31
Keywords新型コロナウィルス (COVID-19) 感染 / 高血糖状態
Outline of Annual Research Achievements

申請者は 2 型糖尿病の発症に重要な要素と考えられる食後高血糖に着目して研究を行ってきた。新型コロナウィルス (COVID-19) 感染症の重症化リスクになる基礎疾患等の一つに糖尿病が挙げられている。そこで糖尿病と新型コロナウィルス(COVID-19) 感染症の重症化との関わりについて明らかにするため、糖尿病病態下での新型コロナウィルス(COVID-19) 感染性について着目した。
本研究の目的は、新型コロナウィルス(COVID-19) 感染においてウィルスの spike タンパク質と感染する細胞の ACE2 との結合が重要であることが知られていることから、糖尿病という高血糖状態が新型コロナウィルス(COVID-19) 感染に重要な spike タンパク質と ACE2 との結合に与える影響を検討し、それらの関係性を明らかにすることである。細胞培養が行える実験環境を整えるため必要な機器等をさらに揃えて整備を行った。クリーンベンチに付属しているガスバーナーが故障しており、さらにそのガスボンベが販売終了で手に入らない状況となったため、それらに対する対応策を検討し、細胞培養が行える環境整備を行う予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

前年度において細胞培養の実験が行える環境を最低限整備したが、さらに充実した実験環境を整備するのに限られた予算で収めるために色々と思案し検討を行っているため。また、ガスバーナーとガスボンベが使用出来ないことへの対応策についても検討中であるため。

Strategy for Future Research Activity

培養細胞が行えるきちんとした実験環境を整備し、今後は培養細胞レベルで高血糖状態と新型コロナウィルス(COVID-19) 感染との関係性について検討し、さらに自然発症 2 型糖尿病モデルマウスの臓器から採取した細胞を用いた実験も行っていきたい。

Causes of Carryover

きちんとした細胞培養が行える環境を整備するための検討およびクリーンベンチのガスバーナーおよびガスボンベが使用出来ない状況への対応策の検討に時間を要してしまったため。今後は予定している実験を行いその成果を発表していく。

URL: 

Published: 2024-12-25  

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