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2023 Fiscal Year Research-status Report

一般住民女性における血中脂肪酸濃度と形態的・神経心理的に評価した認知機能との関連

Research Project

Project/Area Number 22K11876
Research InstitutionShiga University of Medical Science

Principal Investigator

近藤 慶子  滋賀医科大学, 医学部, 助教 (20566567)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 門田 文  滋賀医科大学, 医学部, 准教授 (60546068)
三浦 克之  滋賀医科大学, 医学部, 教授 (90257452)
Project Period (FY) 2022-04-01 – 2026-03-31
Keywords脂肪酸 / 認知機能
Outline of Annual Research Achievements

超高齢社会の中、認知症患者数は増加の一途を辿っており、予防戦略構築のための危険因子・予防因子の同定が求められている。魚に多く含まれるn-3系多価不飽和脂肪酸(n-3 PUFA)摂取量と認知機能との関連について、これまでに検討されている。しかし、先行研究では、摂取量評価に食物摂取頻度調査が用いられていることが多く、また、認知機能の評価に神経心理検査が用いられていることが多く、両者を客観的かつ定量的に評価し、詳細に検討した報告はほとんどない。本研究では、一般住民女性集団を対象とし、n-3 PUFAを含めた様々な脂肪酸の血中濃度と神経心理的・形態学的に評価した認知機能との関連を詳細に検討する。形態学的な変化は、頭部MRI撮像による脳体積・脳血管病変を含め評価する。本研究成果により、認知症予防を目指した、科学的根拠に基づいた栄養指導法の開発につながり、ひいては健康寿命延伸につながる可能性が期待される。我々の施設で平成27年より実施している滋賀県草津市在住女性を対象とした潜在性動脈硬化に関する疫学調査(滋賀動脈硬化疫学研究[SESSA-Women])参加者を本研究の対象とし、種々の脂肪酸の血中濃度と様々な方法で評価した認知機能との関連を検討する。
令和5年度は、令和4年9月末までに実施したSESSA-Womenの対象者610名の血液検体を用い、n-3 PUFAを含む脂肪酸24項目の濃度を測定した。また、認知機能検査の採点および脳体積・脳血管病変データの整備を実施中である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

大きな問題なく実施できているため。

Strategy for Future Research Activity

認知機能検査の採点および血中脂肪酸濃度などのデータ整備を完了し、解析を行う予定である。

Causes of Carryover

情報収集等のための国際学会の参加が出来なかったため。

URL: 

Published: 2024-12-25  

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