2023 Fiscal Year Research-status Report
新電力の地域経済参加意欲および地域経済循環促進効果に関する計量経済学的分析
Project/Area Number |
22K12482
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
馬 騰 京都大学, 経済学研究科, 特定講師 (60869957)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
杜 依濛 京都大学, 経済学研究科, 特定研究員 (70870096)
諸富 徹 京都大学, 地球環境学堂, 教授 (80303064)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 新電力 / 再生可能エネルギー / 電力市場 / CSR / 地域経済循環 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は新電力(PPS)の業界実態、またはPPSが地域循環共生圏に参加する意欲を把握することを目的とする。この目的を達成するため、日本のPPSに対するアンケート調査を通じて、PPSの実態を把握し、PPSが地域経済を参加する要因を明らかにします。また、アンケート調査の結果を用いて、地域経済循環の観点から再エネ開発、CSRに参加関わる活動の参加、産業振興を巡って、PPSの地域事業参加を促進するための条件を考察します。また本研究の成果によりPPSの地域内での経済循環を促進することにもつながる可能性を考察し、域内資源・資本の活用を通して地域内経済循環が実現に資することが考えられます。本研究の成果によりPPSの地域内での経済循環を促進することにもつながる可能性を考察し、域内資源・資本の活用を通して地域内経済循環の実現に貢献します。本研究は2段階で行います。第1段階では日本のPPSを対象とし、アンケート調査を行います。第2段階ではそのアンケート調査の結果に基づき、PPSの経営現状報告書を作成し、PPSの地域事業参加に関するアカデミックな実証分析を行います。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
計量分析が順調ではありません。
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Strategy for Future Research Activity |
計量分析を続けて行い、できれば、今年で執筆を始めます。
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Causes of Carryover |
論文の英文校閲費、投稿費など
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