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2023 Fiscal Year Research-status Report

ジブチにおける外国軍基地に関する研究ー基地依存国家の持続可能性

Research Project

Project/Area Number 22K12549
Research InstitutionTeikyo University

Principal Investigator

西岡 淳  帝京大学, 外国語学部, 教授 (20931950)

Project Period (FY) 2022-04-01 – 2025-03-31
Keywordsジブチ / 海賊対処 / フーシ派 / イエメン内戦 / イラン
Outline of Annual Research Achievements

先行研究に関する外国文献を中心とする文献研究を行った。また、イエメン内戦の当事者であるフーシ派が、ハマスとの連帯を標榜してイスラエルによるガザ侵攻に対してミサイルによる軍事攻撃を行うとともに、アデン湾を航行する民間船舶をも攻撃の対象としたため、米英がフーシは拠点を攻撃するなどの緊迫した情勢が研究対象地域において生じた。これまでに起きたイエメン内戦では、イエメン在住外国人の避難先としてジブチが関与した程度にとどまり、ジブチ自体に対する影響という点ではわずかのものにとどまったが、今回(2014年以来)の内戦は、長期化に伴いイエメン人難民/移民の大規模な流入という形でジブチにも大きな影響を与えている。
フーシ派の動きは、現下の地域情勢における最大の不安定要因であり、海賊活動への影響問う観点からも研究の対象に加えることが適当と考えられる。。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

学務が錯綜したため、本来のエフォートを満たすことができなかった。また、日程や健康管理上の理由から現地調査を実施することができなかった。
また、最近の情勢変化によりイエメン内戦とフーシ派の動向に、一定の研究リソースを充当する必要が出来てきたことによる。

Strategy for Future Research Activity

24年度内に現地調査を実施することを予定している。23年度までの研究を具体的にまとめるべく最大限努力する。本研究に最優先度を付して取り組む考えである。

Causes of Carryover

主な理由はジブチでの現地調査が行えなかったことによる。24年度中にジブチでの現地調査を含む海外調査を行うことで適切に執行する計画である。

URL: 

Published: 2024-12-25  

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