• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2022 Fiscal Year Research-status Report

定点風景画像アーカイブとデータサイエンス手法による地域資源創出

Research Project

Project/Area Number 22K12689
Research InstitutionShizuoka Institute of Science and Technology

Principal Investigator

定国 伸吾  静岡理工科大学, 情報学部, 准教授 (00454348)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 水野 信也  静岡理工科大学, 情報学部, 教授 (60714524)
松田 崇  静岡理工科大学, 情報学部, 准教授 (20781454)
Project Period (FY) 2022-04-01 – 2025-03-31
Keywords風景 / 映像 / データサイエンス / 情報デザイン / 機械学習
Outline of Annual Research Achievements

本研究課題では、日常風景の鑑賞行為をリデザインし、人と風景のインタラクションのあらたな可能性を探ることを目的に、定点から風景画像を常時アーカイブし、その色合いの予測手法の確立と、その予測やアーカイブのデザイン素材としての活用について研究・開発を進めている。
本研究課題では、A.記録、アーカイブ手法の確立、B.予測手法の確立、その予測活用のための情報デザイン、インタラクションデザイン、C.素材の生成手法の確立、その素材活用のための情報デザイン、インタラクションデザインの3つの観点から研究に取り組んでいる。以下にそれぞれについての本年度の成果をまとめる。
2022年度は、その実施の準備と位置づけ、調査や基礎的な検討を中心に研究を実施した。
A.観光地などで実施されているライブ配信映像や、ドライブレコーダーとして取り付けれた車載カメラの映像に着目し、そのアーカイブ手法について検討した。
B.予測を活用した情報デザインやインタラクションデザインについて検討をおこない、研究会においてディスカッションをおこなった。また予測や物体認識を応用した観光活性化のための社会実装に着手した。
C.映像や画像から素材化する手法の意義や応用可能性を検討することを念頭に、個人がスマホ等に録画している体験の記録としての映像や、思い入れのある動画(例えば好きなアニメのオープンニング等)を活用した素材生成手法について検討し、その成果を学会で報告した。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

A.記録、アーカイブ手法の確立:おおむね順調に進展している
B. 予測手法の確立、その予測活用のための情報デザイン、インタラクションデザイン:予測手法の確立についてはその他の課題を優先したため遅れている。予測の活用に関しては、検討を進めており、おおむね順調に進んでいる。
C. 素材の生成手法の確立、その素材活用のための情報デザイン、インタラクションデザイン:基礎検討として、動画からの素材生成手法やその意義について検討し、おおむね順調に進展している

Strategy for Future Research Activity

A.記録、アーカイブ手法の確立:2022年度のB、Cからのフィードバックを受け、記録システムを改善する。並行して2024年度のB、Cの計画実施に必要なデータのアーカイブを随時実施する。
B. 予測手法の確立、その予測活用のための情報デザイン、インタラクションデザイン:アーカイブを用い引き続き分析と予測手法を試みる。情報デザイン、インタラクションデザインの実装に着手するほか、観光活性化のための社会実装も目指す。
C. 素材の生成手法の確立、その素材活用のための情報デザイン、インタラクションデザイン:引き続き記録画像からの素材生成の可能性やその意義を検討する。また、素材化の基礎的な検討として、石や土などの地域独特の物質からのデザイン素材生成を実践する。

Causes of Carryover

予定した学会発表や調査が遅れその予算が次年度使用となった。また、代表者および分担者1名の所属移動があり、年度末の一部機材購入予定が遅延し、その予算が次年度使用となった。
遅延した分の研究成果発表及び調査、機材購入は次年度に優先的に進め、翌年度計画への影響を抑える。また、翌年度計画については当初予定通り進める。

  • Research Products

    (3 results)

All 2023

All Presentation (3 results)

  • [Presentation] Cycle GANを用いた文字造形遊びワークショップの提案2023

    • Author(s)
      多賀谷源、定國伸吾
    • Organizer
      日本図学会中部支部2022年度冬季例会
  • [Presentation] 動画コンテンツをソースにしたデジタル素材生成手法の提案とその評価2023

    • Author(s)
      世田稜、定國伸吾
    • Organizer
      日本図学会中部支部2022年度冬季例会
  • [Presentation] 映像をソースとしたデジタル素材とその印象2023

    • Author(s)
      定國伸吾
    • Organizer
      ヴィジュアルリテラシー研究会2022年度第3回

URL: 

Published: 2023-12-25  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi