• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2022 Fiscal Year Research-status Report

FGF担持ハイドロキシアパタイトコーティングによる次世代脊椎ケージの研究

Research Project

Project/Area Number 22K12796
Research InstitutionUniversity of Tsukuba

Principal Investigator

野口 裕史  筑波大学, 附属病院, 病院講師 (90783150)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 山崎 正志  筑波大学, 医学医療系, 教授 (50281712)
國府田 正雄  筑波大学, 医学医療系, 准教授 (50361449)
船山 徹  筑波大学, 医学医療系, 講師 (20780620)
高橋 宏  筑波大学, 医学医療系, 准教授 (80597047)
辰村 正紀  筑波大学, 医学医療系, 准教授 (40733639)
三浦 紘世  筑波大学, 医学医療系, 講師 (40818051)
Project Period (FY) 2022-04-01 – 2025-03-31
Keywords脊椎ケージ / 線維芽細胞増殖因子-2 / 生体活性コーティング
Outline of Annual Research Achievements

脊椎固定手術における最大の問題点は、術後の“内固定材料の弛み・骨癒合不全”である。
本研究の目標は、骨と化学的に結合することで骨固定力を増加させるアパタイト(Ap)を低温でコーティングし、線維芽細胞増殖因子-2(FGF-2)を付与する「Ap-FGFコーティング」を脊椎ケージへ施すことで、腰椎椎体間固定術における椎体間骨癒合を向上できるか検証することである。

2022年度は、①チタンコートPEEKケージに対するAp-FGFコーティングの検討、②Ap-FGFコーティング チタンコートPEEKケージにおけるγ線滅菌の影響評価 ③ Ap-FGFコーティング チタンコートPEEKケージの骨癒合に関する検証(動物実験)を実施する前提として、チタンコートPEEKケージを模擬した試験体の作成を進めた。想定していた、Arガス雰囲気でチタン顆粒を加熱してPeek円板に押し付け融着する手法は困難であったため、PEEK円板にチタンメッシュシートを加熱融着する手法に切り替えて試験体を作成した。作成方法は概ね決定できたため、現在試験体を準備中である。次年度以降でAp-FGFコーティングを施して、実際の検証へ進める予定である。動物実験計画について、本学動物実験委員会にて申請し承認済であり、前述の基礎検証と並行して進めていく。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

Ap-FGFコーティングを施すための試験体作成に想定よりも時間を要したため、計画よりもやや遅れている。

Strategy for Future Research Activity

試験体作成まで進めば、コーティング作業と検証については、先行研究と同様の手順で進められる予定であり、前年度の遅延を補うことができると考えている。予定通り、次年度に動物実験を行う計画で進めていく。(研究グループのマンパワーの都合もあり、今年度の進捗が芳しくなかったが、次年度はその点も修正して対応する予定である。)

Causes of Carryover

令和4年度に、試験体にAp-FGFコーティングを実際に施して物性評価やFGF活性評価等をを行う予定だったが、試験体作成に時間を要したため、次年度に計画がずれ込んだため。前年度から繰越した研究費を、予定していた基礎的検証に充てる予定である。

URL: 

Published: 2023-12-25  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi