2023 Fiscal Year Research-status Report
文化の多様性への気付きを育むEタンデムの構築: 異文化能力の発達を目指して
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22K13176
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
秋山 友香 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 講師 (40825072)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | ヴァーチャルエクスチェンジ / 国際交流 / Eタンデム / 多様性 / 英語教育 / 日本語教育 / 異文化理解 / 第二言語習得 |
Outline of Annual Research Achievements |
「Eタンデム」とは異言語・異文化背景を持った学習者同士が互恵関係に基づいて互いの言語や文化を教え合う学習方法である. 過去の研究では, Eタンデムは異文化理解にある程度の効果はあるが, 国民国家(nation-state)レベルの文化比較しか行われない場合, 文化のステレオタイプ化に繋がる可能性があることがわかった. 2023年度は産休・育休を取得していたため研究活動ができなかったが, 2024年の復帰以降研究を再開し, 以下の研究課題に答える. (1) Eタンデムではどのような異文化トーク(intercultural talk)が行われているのか. (2) Eタンデムにおけるfocused instructionは多様性への気付きを促す効果があるのか. 国内に存在する多様性への気付きを促し, 異文化能力(intercultural competence)を発達させるためのEタンデム教育を開発することで, 英語教育の発展, グローバル人材の育成, さらには留学の意義を見直すきっかけに繋がることが期待される.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
産休・育休中は研究活動ができなかったため.
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Strategy for Future Research Activity |
2024年5月に職場復帰後, 研究を再開する予定である. 9月から10月にかけてデータ収集を行い, その後データ分析をする. 2025年の春ごろの国内, または国際学会で研究成果を発表し, 夏頃論文にする予定である.
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Causes of Carryover |
産休・育休を取得していたため.
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