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2022 Fiscal Year Research-status Report

保育施設においてインフルエンザ対策に取り組む保育士への支援の明確化に関する研究

Research Project

Project/Area Number 22K13675
Research InstitutionHirosaki University

Principal Investigator

多喜代 健吾  弘前大学, 保健学研究科, 助教 (00782799)

Project Period (FY) 2022-04-01 – 2025-03-31
Keywords保育士 / インフルエンザ / 対策プログラム / 感染症
Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は、研究代表者らが明らかにした保育士のインフルエンザ対策における困難感や不十分な知識、実践内容等の実態、既存のインフルエンザ対策プログラムの評価を基に、①インフルエンザ対策に取り組む保育士への強化すべき研修内容を明確にすること、②①を踏まえて、インフルエンザ対策プログラムを改善し、その効果を検討することである。
令和4年度の計画では、インフルエンザ対策に取り組む保育士への強化すべき研修内容の明確化に向けた質問項目を検討し、予備調査を行うことであった。予備調査の質問項目に関しては、これまでの研究成果や先行研究などから内容を検討し、おおよその項目の精査が終了した。予備調査の実施は、新型コロナウイルス感染症の影響により研究協力施設との間で調整が必要となったため、研究協力の承諾が得られず実施には至っていない。しかし、保育施設よりインフルエンザ感染症対策についての講義依頼があり、既存のプログラムを用いて講義を行った。施設管理者との講義の打ち合わせや実際の保育士の方々との質疑応答を通して、保育施設における感染症対策を十分に行っていくために必要となる内容について情報を収集することができた。検討した質問項目と保育施設から実際に得ることのできた情報を統合し、さらに質問紙の内容を精査しているところである。今後は研究協力施設との連絡調整を行い、研究承諾を得たのち、研究倫理申請を進め、予備調査および本調査を実施していく予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

新型コロナウイルス感染症の影響による研究協力施設の業務多忙、外部者の出入りの自粛などの理由により、研究協力施設との間で調整が必要となったため、当初予定された計画を実施することができていない状況である。しかし、施設側からインフルエンザ対策についての講義依頼があり、外部者の施設への立ち入りの緩和が見られていること、研究への協力の申し出があったことなどから、2023年度は研究計画に沿って課題を進めていく予定である。

Strategy for Future Research Activity

研究協力施設から協力の承諾が得られたのち、研究倫理申請を行い、予備調査および本調査を実施する予定である。

Causes of Carryover

新型コロナウイルス感染症の影響により研究の進行に遅れが見られ、研究遂行上必要となる物品やソフトウェアの精査、検討が十分にできず、購入を見送ったため、費用の余剰が生じている。また、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、学会での情報収集などが十分にできなかったことから旅費の余剰も生じている。今後は予備調査および本調査の実施にあたって、必要となる物品の購入や実施する費用として効果的に使用していく。

URL: 

Published: 2023-12-25  

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