2022 Fiscal Year Research-status Report
Development of natural cleaning as teaching materials for home economics class in elementary school
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22K13693
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Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
駒津 順子 長崎大学, 教育学部, 准教授 (30807962)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 小学校家庭科 / 酸・塩基洗浄 / クエン酸 / 水垢 / 洗浄性評価 |
Outline of Annual Research Achievements |
一般の消費者や小学生を対象とする、酸・塩基洗浄の洗浄力要因のロジックを確立し家庭科の教材開発として,科学的に上位概念が必要な酸・塩基洗浄について、小学生や一般消費者にわかりやすい説明ロジックを明らかにした、小学校家庭科の教材開発を行うことを研究の目的としている。 本年度は、学習指導要領との関連を踏まえ、小学校家庭科の授業づくりの学習課題との関連して、2017年とコロナ禍の2020年の大学生による模擬授業の比較から、授業における「問いかけ」の重要性を明らかにした。また、洗浄を扱う衣生活の内容の製作実習における中学生の意識分析より、指導者は学習する内容・指導方法・習得すべき知識スキルを慎重に選択し、授業の学習目標を学習者と共有することが必要であることを明らかにした。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ禍において、洗浄試験は、消費者テストを想定した簡易洗浄試験システムの実施に当たり、対面による研究助言が得られがたく、これについて遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
洗浄評価に関する実験的検証を目指す、小学校家庭科の教材のための洗浄試験を行う。さらに学習指導要領との関連性を重視した、小学校家庭科における洗浄の教材開発を行う。
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Causes of Carryover |
コロナウィルスの影響により、洗浄に関する実験および国際学会への対面参加ができなかったため、旅費、人件費が発生しなかった。 次年度は、実験器具の購入、測定試薬の購入、測定およびデータ分析の人件費に充てる計画である。
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Research Products
(3 results)