2023 Fiscal Year Research-status Report
新世代低GWP冷媒の低温域蒸発熱伝達特性の解明による舶用冷凍機の冷媒転換と小型化
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22K14432
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Research Institution | Toba National College of Maritime Technology |
Principal Investigator |
広瀬 正尚 鳥羽商船高等専門学校, その他部局等, 准教授 (50824207)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 熱交換器 / 蒸発熱伝達 / 圧力損失 |
Outline of Annual Research Achievements |
第93回日本マリンエンジニアリング学会学術講演会にてHFO系冷媒R1234ze(E)の蒸発熱伝達に関する実験結果について発表を行った。 また、現在実験を継続しており、今年度も発表を予定している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
実験を開始したのち、熱電対センサの出力値に予期せぬノイズが混ざりこみ、その解消に難儀した。また、加熱時の熱流束が均一にならないなど、測定に関するトラブルが続いた。そのため、加熱方式を水加熱にするなど対策を講じ、実験を継続している。
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Strategy for Future Research Activity |
低温蒸発実験を行うため、電気加熱方式の熱漏れ対策に関する様々な方策をとり、実験を継続する。
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Causes of Carryover |
2023年度初頭より、実験装置の調整を継続、データの取得を行った。その中で、冷却装置の運転が不安定であったため、2024年度に購入、実験の精度向上に努める。また、冷媒の種類を変えて実験を行うので、その購入を行う。
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