2022 Fiscal Year Research-status Report
Development of 2D-Raman DIGE for single-cell proteomics
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22K14800
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
金 水縁 京都大学, 高等研究院, 客員研究員 (50758886)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | タンパク質分析 / 電気泳動 / 一細胞解析 / 単一分子蛍光顕微鏡 / 一分子計測 |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は、ラマン散乱光ディファレンスゲル二次元電気泳動法(2D-Raman DIGE)の実現に向けて、散乱光イメージングに特化した一分子顕微鏡の構築を行った。具体的には、対物レンズなどの光学系を最新の製品に交換し、性能の最適化を図った。改良された顕微鏡を用いて、プラスミドのような巨大生体分子のラマン散乱イメージングできることが確認された。 また、FDTDシミュレーションを利用し、ラマン散乱光を増幅できる貴金属ナノ材料の設計および合成を行っている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
今年度は微弱な散乱光が測定できる顕微鏡の改良と、貴金属ナノ材料の設計および合成の準備を完了した。したがって、予定通りに研究が進展しているといえる。
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Strategy for Future Research Activity |
改良版顕微鏡を用い、タンパク質希薄溶液から一分子レベルまでの散乱光イメージングに挑戦する。そのため、ラマン散乱光を最大限増幅できる貴金属ナノ材料の設計・合成を早期に完成する。同時に、一細胞試料を用いて二次元電気泳動を行い、ハイスループットで二次元ゲルの一分子イメージングを行えるワークフローおよび画像解析法を行う。
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Causes of Carryover |
今年度は主に顕微鏡構築や材料のシミュレーションを行った。次年度から、本格的な材料合成や細胞培養などの実験を行う予定であり、その際に繰越金を使用する。
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