2022 Fiscal Year Research-status Report
Development of cancer selective infectious virus vector that slows tumor growth
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22K15558
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
神庭 圭佑 京都大学, エネルギー理工学研究所, 研究員 (00795049)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 癌 / ウイルスベクター / 阻害 / グルコース |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は計画初年度のため、計画実施に向けた基盤の整備と、予備データの取得を行った。初めに、標的候補三種類に対して、阻害するためのベクターをそれぞれ調整した。次に、検出方法について、蛍光やリアルタイムPCR法などを中心に検討を行った。特に、当初想定していた評価系と異なる手法についての提案を受けて、計画の一部見直しを行った。得られた知見を元に、細胞内の標的タンパク質の発現量を評価する。加えて、サイドワークとして、標的候補のうち一つの物性解析を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
本年度は、発現系と評価系の選定に着力した。一方で、装置選定の段階で、当初想定していた装置を導入できないことが明らかとなり、計画に変更が生じた。そこで、今年度については、時間をかけて発現系の選定を行い、それを受けて次以降の年度に評価を行うこととした。
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Strategy for Future Research Activity |
当初予定していたリアルタイムPCR法に加えて、小分子の蛍光分子を用いて、細胞内で標的タンパク質の発現量を評価し、ウイルスベクターを用いて阻害する標的に対して、阻害の効果を検証する (この段階で論文にできれば望ましい)。得られた結果を元に、ウイルスベクターを用いた場合の治療に向けた知見を得ることを目指す。
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Causes of Carryover |
当初想定していた機器の購入ができず、計画を変更する必要が生じた。加えて、学術会議等に参加して情報収集した結果、当初とは異なるアプローチが判明したため、それらを含めた計画の修正を行った。その結果、初年度は阻害系の構築と、そのアプローチの検討に注力し、二年目に、作成した評価系を用いて検討をおこなうこととした。
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Research Products
(7 results)
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[Presentation] Analysis of the dimerization of the Matrix domain of HIV-1 gag protein2022
Author(s)
Morita T., Kamba K., Kunjiveedu C. P., Kotani O., Koma T., Yokoyama M., Doi N., Kondo T., Adachi A., Nomaguchi M., Sato H., Nagata T. and Katahira M.
Organizer
The 13th International Symposium of Advanced Energy Science
Int'l Joint Research
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