2022 Fiscal Year Research-status Report
心不全血行動態における腹部エコーと動脈硬化指標の重要性の検討
Project/Area Number |
22K15670
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Research Institution | Fukushima Medical University |
Principal Investigator |
佐藤 悠 福島県立医科大学, 医学部, 助教 (20924187)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 心不全 |
Outline of Annual Research Achievements |
実施計画に則り、心不全入院患者を対象として退院前の安定した時期に腹部超音波検査、血液検査、血圧脈波検査、クリアサイトなどを用いた非侵襲的血行動態評価を実施した。対象患者は現在も登録を続けている。おおむね順調に進行中である。現時点で利用できるデータを暫定的に解析した結果では、腹部超音波検査を用いたうっ血評価の高い信頼性が判明し、またカテーテルを用いた侵襲的血行動態評価の結果と解離する患者の特徴も明らかとなった。今後も患者登録を進めていく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
血液検査はほぼ全例の登録症例に施行できている。腹部超音波検査も高い頻度で施行できている。
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Strategy for Future Research Activity |
蓄積されたデータをもとに、心不全患者の血行動態の非侵襲的評価の有用性や信頼性を解析する。
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Causes of Carryover |
データ収集の継続目的にクリアサイトのフィンガーカフなど消耗品が今後も継続的に必要となることや、今後論文投稿費などが必要となるため。
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